インカム投資(債券)
9月19日、米FOMCは0.5ポイント(50bps)の利下げを決定しました。会合前は、利下げ幅が25bpsか50bpsかで予想は割れていて、今回は大幅な利下げを採った形です。しかし、利下げを受けて長期金利は上昇。さらに日米金利差は縮小したにもかかわらず、円安に動き…
日経マネー2024年10月号にて取材いただきました。内容は債券投資。そういえば、日経マネーさんは前回も債券投資についての取材でした。ぼくはもう、すっかり債券投資家なのでしょうか?(笑) 日経マネー 2024年 10 月号[雑誌] 新NISAでオトク度が倍増! 憧…
先日、米超長期債ETFである「TLT」を買い増しました。ドルMMFから買ったので、アセットアロケーション的には、短期債券から超長期債券に転換した形。つまり金利低下に向けてリスクオンです。 あまり積極的な投資ではないけれど 利下げタイミングを探るFRBと…
あれよあれよという間に国内長期金利は上昇し、約1%に達しました。長期国債の利回りである基準金利に0.66を掛けて産出される個人向け国債も、ついに0.6%まで上昇しています。今回は実際に個人向け国債を購入してみました。 野村證券で購入 注文は毎月月末…
米国の長期金利がやっと下落し始めました。11月末のそれぞれ約5%をピークに、30年債が4.1%、10年債が3.9%まで下落。これはもうトレンドとして、金利低下が続きそうです。 今度の下げは本物か? 「利下げは視野に入り始めている」とパウエル議長 一方日本は…
auじぶん銀行がほぼ無条件で、3ヶ月もの円定期0.4%キャンペーンを始めました。上限5億円とかなり本気のキャンペーン。ちょっと前なら喜び勇んで飛びついたのですが、よく考えると個人向け国債10年ものが、金利0.6%まで上がっています。どちらがいいのでしょ…
先日、久しぶりにクラファンに手を出しました。今やクラファン大手となってきたFundsと、正確にはクラファンではなく私募のSiiiboです。でも、よくよく考えたら不動産とかのローンの金利よりもリターンが小さいんですよね。これは意味があるんでしょうか……。…
米国金利はあと一回利上げがあるかどうかといったところで、ターミナルレートが意識されてきていますが、上がり続けそうなのが日本の金利です。ついに個人向け国債の金利は0.51%まで上昇しました。 銀行預金の金利は、ネットバンクなどで高いところでも0.2%…
日経マネー2023年12月号にて、取材いただき、別冊「がっちり儲かるETFガイド」に掲載いただきました。 日経マネー 2023年 12 月号[雑誌] 年末相場はこれで万全! 日本株攻略 ㊙テク総覧 [表紙]北乃きい 日経BP Amazon 個人投資家のETF活用事例 3倍レバは増価…
このところの金利高局面において、債券投資には妙味があると思い、継続的に債券を買いましてきました。背景には(1)ポートフォリオに株式と相関しないアセットを入れるとリスクが減少する、(2)いずれ利下げ局面が訪れるのでキャピタルゲインが取れる とい…
だいたい1年くらい前から、「そろそろインフレも収まるし、米国の利上げも打ち止め。そうなると利下げに入るので、いまのうちに債券を仕込んでおこう」ということで、債券投資を増やしてきました。 ところがご存知のとおり、利上げはなかなか止まらずにFFレ…
一週間ほど前、米国債ETFを追加で購入しました。長期国債ETF IEFの東証版【1656】と、超長期国債ETFのTLTです。どんな目論見なのかをまとめておきます。 今度こそ利下げ? 債券価格はどう動くか 追加購入したTLTと1656 円安はしばらく続くと想定 今度こそ利…
個人向け国債は株式と組み合わせる安全資産として有名でしたが、あまりに金利が低くて視野に入っていませんでした。ところが直近の長期金利上昇を受けて、利率が0.43%まで上昇しています。 利率0.43%まで上昇 最低金利、中途解約ペナルティ 購入時に現金付与…
三井物産デジタルの個人向け投資サービス「ALTERNA」が一般向けに公開されました。これ、ジャンル的には不動産デジタル証券(セキュリティトークン)。投資となるのですが、それがどういう意味かはなかなかにややこしい。そこで、不特法のクラウドファンディ…
ちょっと前までは見向きもされなかった債券ですが、このところの高金利で一躍注目を浴びています。これまでも何度か債券投資について書いてきましたが、今回は債券投資初心者向けに、債券投資の方法についてまとめてみます。 債券と株の違い 債券と株の似て…
クレディ・スイスが実質破綻し、UBS銀行が買収することで決着しました。クレディの株価はすでに暴落しており、そこからさらにディスカウントして株式交換することで、買収価格は株式時価よりさらに6割安くなります。つまり、株主は相応の責任を取ることにな…
日経マネー2023年5月号にて、取材いただきました。今回は「儲かる債券投資 徹底ガイド」のコーナーにて。 日経マネー 2023年 5 月号[雑誌] 2つ取れれば資産1億円も! 特選 10倍株 [表紙]広瀬すず 日経BP Amazon 債券の時代到来? 債券投資の注意点など 九条…
インフレはピークを打ち、FRBの利上げはもう最終段階。市場の注目点は、最終売上レート(ターミナルレート)がどこなのかと、いつ利下げに転じるか? でした。というか、だったはずです。それを織り込んで、株価は上昇したし、長期金利は下落を始めていまし…
今の相場観として、景気後退の可能性が高く株式はまだ危険な一方で、FRB政策金利はピークをつけつつあり、ここからは利下げの可能性が大だと何度か書きました。この相場観に沿うなら、買うべきは債券です。そして、最も効率的にパフォーマンスを上げられるET…
昨日、米国ハイイールド債に投資するHYGと、その為替ヘッジ版【1497】を購入しました。なぜ今債券、しかもハイイールド債なのかをまとめておきます。 HYGと1497 現在の経済状況をどう捉えるか なぜハイイールド債なのか 株式ではダメか? HYGと1497 HYGとは…
今はけっこう投資が面白いタイミングです。というのも、インフレ退治の米利上げのために、さまざまな資産が安くなっているから。それは価格が安いというだけでなく、金利も上昇しているということでもあります。中でも面白いのが債券です。デフォルトリスク…
昨日、ちょっとおもしろいメールが届きました。野村Webローンの担保に米国債が使えるようになった、というものです。 現在米国債の利回りは4%超。そして野村Webローンの金利は1.5%。つまり、1.5%の金利で金を借りて4%の国債を買えば、2.5%まるまる儲かるの…
世界はインフレで話題騒然ですが、日本にいるとインフレはまだまだマイルドで、インフレに端を発した円安のほうがダメージを感じますね。そんななか、「ドルを持つのはいいよ」とは聞くものの、すでにドルの短期金利が4%を超えていることは実感がないかもし…
ポートフォリオの中身をどう分析するかはいろいろですが、「インカムゲインを目的としたもの」「キャピタルゲインを目的としたもの」で分けてみたらどうでしょうか? 自分のポートフォリオをその観点で分類して、考察してみます。 インカムとキャピタルは相…
タイトルと内容がちょっとズレている気もするのですが、10月の記事として9月一カ月間のインカムゲインCFの状況をまとめておきます。インカムゲインCFは、太陽光、不動産、株式などの配当について、「入ってきたお金」を指しています。ただし、必要経費や税金…
FIREしました——という話を投資家として話すと、必ず聞かれるのは「どのくらい月の配当収入があるんですか?」ということ。こちらは何も言っていないのに、「リスク性資産から、高配当株式などに移し替えたんですね」とか、言われたりします。 なぜFIRE=イン…
4月7日の夜に、SBIソーシャルレンディングから損失補填のお知らせがきていました。どんな状況で、どんなカラクリなのか、確認してみます。 出資額全額補填の内容 該当のファンドは? 元本償還への同意依頼 一体何が起こったのかの推測 ソーシャルレンディン…
じぶん銀行が、1カ月ものドル定期預金で7%のキャンペーンを実施中です。さらに、為替手数料も引き下げ中。余った資金を安全に運用するなら、いいチャンスですね。攻略法を検討してみました。 ドル定期預金で金利7% 為替手数料を4銭に引き下げ中 為替変動リ…
不定期連載のポートフォリオ紹介、第9回はARCCです。一般にはあまり馴染みがない銘柄だと思いますが、これは米国のBDC企業「Ares Capital(エイリスキャピタル)」という企業の株になります。現時点の時価でポートフォリオ内シェアで、Facebookに次ぐ額を占…
ポートフォリオを組む上で外国債券の組み入れは不要という「外債不要論」があります。インデックス投資論者として個人投資家にも人気の山崎元氏が唱えていますね。しかし、本当にポートフォリオに外債は不要なのでしょうか? 山崎氏の「外債不要論」 為替と…