満期が4月11日の銀プットオプション売り。残り7日となりました。ポジションの状況を見ていきましょう。
損益合計は、-0.2ドルとほぼトントンまで来ました。
グリークを見ると、デルタが142→165XAGとわずかに上昇。銀価格が16.5から16.49とわずかに減少した影響でしょう。ボラティリティは昨日とほぼ変わらずです。
セータは8ドルと、昨日から1ドル上昇しました。
このオプションを売った3月30日は16.26ドルでしたので、振り返ってみるとかなり安い状況だったことが分かります。1オンスあたり、0.2ドルほど上昇しています。
ちなみに、銀のオプションを買うのではなく銀自体を2000オンス買っていたとしたら、400ドルの含み益となっている状況でした。プレミアムは95ドルですので、今回の値動きだけ見ると、オプションを売るのではなく銀自体を買ったほうが利益が多かったという形です。
ただしこれはうまく銀価格が上昇したから結果論としてそうなっているだけです。銀オプションプット売りの場合、今回は4月11日に16ドルを割っていなければ、95ドルが確定というのが大きなポイントになります。仮に今後、銀価格が16.21ドルを下回ると銀価格の上昇よりもオプションのプレミアムのほうが高いということになります。
↓変動あり。翌日の状況
↓昨日の状況