FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

お金をもらいながらスキルも磨ける就職活動

先日、3年めで会社を辞めたという方のインタビューに「僕にとっては会社は、お金をもらいながら就職活動をする場でした」という言葉がありました。会社運営側から見ると、ふざけた人を採ってしまったものだ、とも思いますが、これはこれで本質をついているとも思います。

 

先日書評した『会社をつくれば自由になれる 中年起業という提案』からの一節を再び引用しましょう。

つまりサラリーマン時代は助走・教育期間に過ぎず、これからがいよいよ本格的に離陸を迎える時期、すなわち本番だと考えるほうが素直だろう。会社はカタパルト(catapult)を用意してくれている空母のようなもの、と認識しておくのが正しい。

 

会社をつくれば自由になれる 中年起業という提案 (しごとのわ)

会社をつくれば自由になれる 中年起業という提案 (しごとのわ)

 

 

つまりは、会社がお金をもらいながらスキルも磨ける場所であり、それを次のステップに活かすというのはその通りだと思います。だから、その人のアウトプットに見合う給料はもらえず、会社が上前をハネるのです。

 

逆にいうと、先の言葉は、アウトプットのほうが大きくて給料よりも会社に貢献している人ならば言ってもいい言葉なのでしょう。入社3年めでは逆にアウトプットのほうが給料より小さいわけで、物議を醸すわけです。