仮想通貨についてはトレーディングだけでなくクラウドマイニングも手がけています。その1つがEthereumです。2017年5月末にGenesis Minningにて2年分のハッシュレート40MH/sを1125.2ドルで購入しました。
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現在のリターンは約3.06ETH。ドル建てで2313ドルになります。1年間の投資効率は200%。約2倍になっています。ここだけ見れば大成功ですが、この間Ethereum自体は2万5000円から8万1000円と320%に上昇しています。つまり、この1年の成績で見ると、クラウドマイニングをするよりも単にEthereumを買って持っていたほうがプラスでした。
※Bitflyerの円建てEthereumチャート。最高値は2018年1月の17万円超でした
残りの契約期間でどのくらいのEthereumを採掘できるでしょうか? 直近のパフォーマンスは下記の通りです。2月と3月はEthereum採掘にトラブルが発生していたようで、Genesis Minning側も対応におわれていました。
もし月間0.22ETHのペースで掘れるのであれば、年間で2.6ETHほどになるので、合計で5.6ETEとなり、ETH価格が変わらないのであれば370%のリターンとなって終わります。
マイニングはたいへん不安定で、かつGenesis Minningのような大手でも、破綻によって残りの契約分が失われるリスクがあります。当時はここまでEthereum価格自体が高騰するとは思っていなかったので、マイニングも魅力的でしたが、現在は微妙ですね。
逆に、2018年の1月のように高騰しているタイミングであれば、直接買い付けるのではなくクラウドマイニングに投資するのもありかもしれません。いってみればドルコスト平均法のような効果をもたらしますので。