恒例のアセットアロケーション棚卸しです。米国ITハイテク株は上昇しましたが、自社株および仮想通貨の下落が大きく、結局先月から1ヶ月で4%を失う結果となりました。
国内株の比率が大きく下がり35%となりました。一方で、配当などを得たことで現金比率はわずかに上昇し4%となりました。
伸びた資産クラスはmaneo等の国内債券および米国ITハイテク株(海外株)、IEFやMBBなどの海外債券のみです。
資産別の騰落率トップはTesla(TSLA)でした。model3の生産が計画通りに行くかに注目が集まる中、19%上昇しました。仮想通貨の中で唯一気を吐いたのはBinanceが提供するトークン(BNB)です。
下落が大きかったのは引き続き仮想通貨です。bitcoin(BTC)こそ19%下落で済んでいますが、アルトコインは大きく下落。NEOなどは1ヶ月で44%も価値を下げました。
仮想通貨以外では、FTSE100が22%の下落です。FTSE100インデックス自体は7701→7636と1%弱の下落ですが、レバレッジを効かせているため大きな減少になっています。
配当、分配金、貸株、ソーシャルレンディングによる収入は、6月1ヶ月で総資産の0.42%でした。国内株式の半期配当のタイミングであり、IVVなどの配当も得たためなかなか大きな実入りです。4-6月の平均から年間インカムゲイン率を計算すると、約1.8%となる見込みです。今後はさらにインカムゲイン資産の比率を上げていきます。
通過別ではドルの比率が3%上昇しました。仮想通貨比率は1%程度下落しました。ドル円は、108.7円から110.8円へと1.9%の円安となりました。さらに、国内個別株が大きく下落したことが円比率の減少につながっています。
相変わらず国内株の比率が大きいのが、現在のアセットアロケーションの課題です。しかも今回大きく下落したために、売るモチベーションがちょっと下がってしまいました。
基本方針としては、ドル建て比率は50%程度を継続し、円は現金比率を向上、インカムゲイン資産に徐々にシフトを進めることにします。イールドカーブのフラット化など、米国景気の転機が見え始めていることもあり、ちょうどいいタイミングだと思っています。
※ポートフォリオ計算上の注意点
・401kや各種貯蓄性保険、また生活資金としての現金は含みません
・日本債券には、ソーシャルレンディング、および投資性のFXポジションを含みます
・外国債券には、米国優先株式ETF(PFF)とハイイールド債を含みます
・オルタナティブには貴金属およびVIX投資を含みます
・現金には、現金、MMFを含みます。証拠金含むFXポジションを含む場合があります
↓前回のアセットアロケーションはこちら。