FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。投資歴20年以上。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家。ロジックとエビデンスを大事に、運と不確実性を愛しています。

ドルコスト平均法のデメリット

 

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投資手法の有名なものの1つに、「ドルコスト平均法」があります。これは同じ対象を定期的に一定額買い付けることで、平均の買い付けコストを低減する効果があるというものです。

 

この背景には、「買うなら安いときに買いたい。しかし、今が一番安いとは限らないので、複数回に分けて買えば、最悪のタイミングに買い付ける愚をおかさない」という考えがあります。

 

ところが、これは市場がランダムウォークで、ある程度効率的だと考えると少々矛盾しているところがあります。なぜなら、1回で買おうが複数回に分けて買おうが、価格がランダムウォークである以上、論理的には有利不利はないからです。

 

一方で、ドルコスト平均法を取るデメリットは確実にあります。

 

投資のリターンは、投資している金額の量とその期間に比例します。原理的に有利なタイミングで投資することが不可能ならば、想定リターンがある程度ある投資対象に、できるだけ多くの金額を、できるだけ長時間投資することが最大のリターンをもたらします。

 

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ドルコスト平均法は、まとまったお金があるときに、小出しに投資していくことになります。これは、一気に投資するのに比べて、投資金額と期間が少なくなります。つまり期待されるリターンが小さくなるわけです。

 

市況を把握できる、つまりタイミングを読めると思っているのではない限り、最良の投資法は「投資したいと思ったときが買い時」となります。

 

もし、「いまは市況が割高だから、もう少し落ち着いてから投資しよう」のように思うのであれば、タイミングをはかって投資しようというスタイルだということなので、変にドルコスト平均法を使うよりも、自分が割安だと判断できるまで投資を控え、キャッシュを残しておくほうがいいでしょう。

 

逆に「いまは市況が割安だ」と思うなら、やはりドルコスト平均法ではなく一気に投資するのが良いはずです。

 

ただし、人間心理をついた投資手法としては、ドルコスト平均法はアリだと思っています。一気に全額を投資するのは勇気がいるものですが、毎月少しずつの投資は比較的抵抗感が薄れるからです。しかも、口座引落などを選択できるなら、継続的に投資が可能です。

 

資産を作るための最大のポイントは、収入から継続的に投資に回すこと。そして、資産を継続的に市場においてリスクにさらすこと=リターンを得ることになります。ドルコスト平均法は、それをよく思い出させてくれます。