GMOクリック証券を使って、VIX投資を進めています。ポジションを作ってから7日たちましたので、状況をまとめておきたいと思います。持っているポジションは「米国VI」と「米国VIベアETF(SVXY)」です。
米国VIは20枚(15.1 ✕ 200)、SVXYのほうは40枚(13.9 ✕ 40)をトレードしました。拘束証拠金を含めて予算は50万円です。当初のポジションではSVXYは50枚でしたが、SVXYが4対1で併合を予定しているので10枚を売却しました。
VIXが15ドルを越えたタイミングでポジションを建てましたが、その後S&P500は平穏が続き、現在は12.3ドルまで落ちてきました。振り返ると、ショート・タームでは最適なタイミングでした。
VIXの7日間の推移は上記のとおりです。
7日間で、米国VIは8.6%、SVXYは3.5%のプラスとなっています。米国VIについては、13日の早朝に価格調整額の支払いがありました。20枚 ✕ 10に対して21,780円です(1枚あたり1089円)。価格調整額を除くVIX低下に伴う利益は7619円となっています。
米国VIのチャートがこちらです。13日の早朝に14ドルから14.9ドルに上がっています。ドル111円とするとちょうど100円の増加ですね。この増加分が、ほぼそのまま価格調整額として支払われました。
VIX Centralによる先物の価格状況は上記のとおりです。右肩上がりにあるということは、コンタンゴ状態であることを表しています。各VIX商品では限月の異なる先物を買うことで作られていますので、コンタンゴ状態ならば継続的に価値が下がっていきます(減価します)。
今回は、15ドルで参入し一週間で12ドルまで下がるという幸運に恵まれ、8%のリターンを生んでいます。いったんポジションをクローズして利益を確定させるという選択肢が一つ。また、今後も12ドル台が継続あるいはさらに下がると想定して持ち続けるならコンタンゴを利益の厳選としたポジションとなるでしょう。
週明け月曜にはSVXYの併合があります。お楽しみに。