節約とは家計簿のことである、と以前書きました。では1年間家計簿をつけた結果がどうだったのかを大公開します。
住宅費は総支出の26%でした。住宅ローンの目安が年収の20〜30%と言われていますから、ほぼほぼ妥当な金額ではないでしょうか。ぼくの場合、賃貸住宅なので、ここが大きな負担になってきたら引っ越すというオプションがあります。また、手狭になってきたら家賃を上げて10年くらいは広い部屋に暮らすという選択肢もあります。
教育費は13.5%となりました。子供の習い事とぼくの書籍代などです。習い事はけっこう家計の負担になると話には聞いていましたが、確かに少なくないですね。今後、子供の入学金や授業料などが増大するリスクがあるので、それは見込んでおきたいところです。
食費は12.6%でした。これもまぁ妥当でしょうか。自動車が10.9%あるのは、都内で自動車を保有している宿命です。逆に、保有をやめればここはかなり削減が可能です。
特別な支出が6.2%あるのは、昨年パソコンやカメラを新調したせいですね。これらは毎年買い換えるものでもないので、多い年だったと言えるでしょう。医療費が6%でした。これも例年よりも多かった年だと思います。趣味娯楽が5.7%。家族旅行などにいくと、このくらいはかかるようです。
衣服美容が2.3%。昨年は本当に服や靴を買いませんでした。服や靴については、一度思う存分欲しい高級品を買ってみるのもいいと思います。数年書い続けると、もういいか、と思いますので。
通信費が1.8%。ここにはスマホ本体の価格は入っていません。もう少し減らしたいところですが、減らせてもコンマ数%でしょう。格安SIMを使っていない人は利用必須です。そして、通話料金もIP電話などを活用して削減しましょう。
水道光熱費が1.8%。電気代は、新電力に切り替えることで10%近く安くなりました。こちらも切り替えは必須です。交際費が1.4%。忘年会や新年会などの飲み会ですね。保険が1.29%。ここは正直、削減したいところです。
ちなみに、住居費と駐車場代を除いた支出の9割以上がカード決済できていますので、年間支出の65%程度がカード払いになります。平均してその2%がポイントで還元されているので、総支出の1.3%程度が還元されている形ですね。これは実に大きいと思います。
また幸いなことに、運用収入を除いて給与額から見て、収支はプラスでした。手取りの約20%を投資に回せています。この年は給与も過去最高収入でしたので、適切な例ではないかもしれませんが、悪くない家計状況でした。