FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

auPAYプリペイド、電子マネーチャージのポイント付与終了

auPAYプリペイドがついに電子マネーチャージでのポイント付与を終了します。衝撃……というか、よく今まで保ったなという感じですが、これで最適還元ルートは大きく変動します。状況を確認しておきましょう。

11月1日からポイント付与終了

auPAYアプリに下記のお知らせが載ったのは10月7日。現在のところ、Webページではこのお知らせは見つけられませんでした。さほど重要ではないと思っているのか、それとも改悪なのであまり告知したくないと思っているのかは知りませんけど。

着目すべて点は3つあります。

  1. 電子マネーなどへのチャージでポイント付与が終了
  2. チャージ自体は可能
  3. 11月1日から

それぞれ見ていきましょう。

チャージでのポイント付与終了

これまで、プリペイドカードを複数経由したポイント多重取りではauPAYルートが抜群のパフォーマンスを上げていました。詳しくは下記の記事を見ていただくとして、こんな感じです。

 

クレカ(三井住友Mastercard NLなど)

↓(1.5%〜)

auPAY

↓(0.5%)

ーーーーーーーーー

・モバイルnanaco → 税金払い

・Revolut → 要3DS払い、ガソリンスタンド、サブスク

 ↓

 PayPayなど

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www.kuzyofire.com

この手法は安定的に2%還元が得られるだけでなく、セブン-イレブンでの伝票税金払いにも使え、PayPayなどのコード払いにも使えるという応用が効くものでした。これが11月からは使えなくなります。

チャージ自体は可能……だが?

ただしチャージ自体は可能です。というか、一時Revolutへのチャージが止まったりしていましたが、今回、「下記へのチャージにはポイントが付きません」ということでチャージができることを公式に認めたともいえます。

 

ただ、ポイントが付かないとなると、どんな意味があるのでしょうか。それは入り口となる三井住友カードのポイント付与制限の突破です。下記のとおり、三井住友カードでは、モバイルSuica、モバイルPASMO、Edy、WAON、nanacoへのチャージにポイントが付きません。

ところがauPAYへのチャージにはポイントが付くため、

・三井住友カード→auPAY→モバイルSuica/PASMO/WAON/nanaco

というルートを通れば、ポイントを得られるわけです。

 

もっとも、モバイルSuica/PASMOについてはTOYTA Walletルートのほうが現状還元率が高いので、これを使うことはありませんが。

10月中にやっておくこと

では、これらを踏まえて10月中にやっておくべきことは何でしょうか。1つは、全力でauPAYにチャージすることです。というのも、auPAYへのクレカチャージは月間25万円までしか行なえないからです。

 

そしてチャージしたバリューは全額他に流します。選択肢は下記でしょう。

  • モバイルnanaco 5万円/枚 ただし3万円/日がチャージ上限
  • Revolut 24時間ごとの限度額あり、上限はユーザー次第

注意点はチャージ上限です。モバイルnanacoは最大8枚まで作成できるので、40万円分のチャージが可能なはずですが、1日あたり最大チャージ額は3万円です。そのため、10月末になってチャージしようとすると間に合わない可能性があります。iPhoneをもう1台用意すれば、別途チャージできるような気もしますが、試したことはありません。

 

Revolutも24時間毎の上限があります。これはユーザーごとに決まっていて、ぼくは30万円一気にチャージしたこともあるので、それほど低いものではないとは思いますが、念の為。

まだ価値はある

ポイント付与がなくなって評価が落ちたauPAYですが、まだ価値はあります。

  • 三井住友カードのポイント付与制限を回避して電子マネーチャージ
  • auPAYの税金払いに使う(ポイントが付与されます)

そのため、まだしばらくレギュラーポジションです。このところ、電子マネーから電子マネーへのチャージにどんどん制限がかかっているので、そのうちこれらも使いにくくなる可能性もありますが、使えるうちに使っておくポリシーです。

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