7月31日に衝撃の発表がありました。エポスゴールドの選べるショップから「MIXI」と「モバイルSuica」が対象外になるというのです。これによって、エポスゴールド(1.5%+1%)→MIXI M→チャージ というルートが閉鎖になります。ユーザーは別のルートの開拓を迫られることになりました。
選べるショップの対称変更
エポスゴールドカード、プラチナカードでは、選択した特定の加盟店でポイントが3倍になる「プラチナ・ゴールド会員さま限定 選べるポイントアップショップ」という仕組みがあります。通常0.5%のポイントが1.5%になるということです。
いくつかの加盟店を選べますが、特に注目なのは「MIXI」でした。これはMIXIが運営するプリペイドカード「MIXI M」へのチャージが対象になるからです。
ところが8月31日をもって「MIXI」と「モバイルSuica」が対象外となることが発表されました。8月がチャージの最終月ということになります。
封鎖されるルート
これまで選べるショップを活用すると、下記のようなルートが活用可能でした。まずひとつ目は楽天キャッシュに3.5%還元でチャージするルート。
- エポスゴールドカード(1.5%+1.0%)※100万円利用で+1.0%
- MIXI M (Apple Pay経由)
- ファミペイ(Apple Pay経由)
- WAON(1.0%ミニストップ店頭)
- 楽天キャッシュPOSA
このルートが、今回MIXI Mへのプラス還元終了によって、2.5%まで還元率が減ることになります。
2つ目は下記のTOYOTA Wallletにチャージする4.5%還元ルートでした。しかしファミペイ→ANA Payは8月1日から還元ゼロに。さらに9月からMIXI Mへのプラス還元も終わることで、3%まで還元率が減ることになります。
- エポスゴールドカード(1.5%+1.0%)※100万円利用で+1.0%
- MIXI M (Apple Pay経由)
- ファミペイ(0.5% Apple Pay経由)
- ANAPay(0.5%ApplePay経由)
- TOYOTA Wallet(1.0%)
- iD決済、タッチ決済、バーチャルクレカ決済
9月以降の代替ルート
上記2つは、3.5%還元(楽天キャッシュ)と3%還元とそれでも十分高還元と思うかもしれません。しかし、それぞれはより高還元な代替ルートがあります。
楽天キャッシュなら次の3.5%還元ルートです。
- 三井住友カードゴールド(Mastercard)(0.5+0.5+1.0%)
- auPAY(Apple Pay経由)
- WAON(1.0%ミニストップ店頭)
- 楽天キャッシュPOSA
またTOYOTA Walletに向けては下記の3.7%還元ルートがあります。
- 三井住友プラチナプリファード(1.0+0.5+1.0%)
- Kyash(0.2%)
- TOYOTA Wallet(1.0%)
エポスの改悪でMIXI Mの価値も激減
今回のエポスゴールドの改悪の影響は大きく、エポスゴールドの価値が下落しただけでなく紐付いて利用できたMIXI Mの利用価値もほぼなくなりました。
まぁそもそも複数の電子マネーを順繰りにチャージすることで、ポイントを何度も獲得できる事自体が過渡的なバグみたいなものですから、早晩塞がれるのは当然です。常にその先を考えて行動する必要がありますね。