恒例のアセットアロケーション棚卸しです。5月は仮想通貨は下がるわ株価は不調だわ、あまりいいことのない月でした。種別ごとの比率は下記のようになっています。
ポジションの変化としては、現金の一部を使ってFXアービトラージポジションをとったため、海外債券比率が上昇しています。
総資産は先月からわずかにマイナス。結局、比率が伸びたのは、海外個別株と、新たに買い増しした海外債権およびREITクラスだけでした。仮想通貨は、先月は63%増加でしたが5月は一転して73%に減少。3月時点よりは増加していますが、すごいジェットコースターです。ちなみに、仮想通貨を除くと先月からわずかに総資産はプラスです。
月間上昇率上位は下記の通りでした。レバレッジをかけているFTSE100は、指数上昇時の増加も大きいです。また、NVIDIA、Facebook、Google、Amazonといったハイテクジャイアントは月間でも好調でした。
一時、購入価格を下回っていたBDC銘柄ARCCがプラスに転じました。中期米国債ETFのIEFもわずかに上昇。米モーゲージ債ETFのMBBも上昇です。
下落はひたすら仮想通貨でした。特にNEMは半減しており、ポジション数も変えていないのでダメージが大きいです。
配当、分配金、貸株、ソーシャルレンディングによる収入は、5月一ヶ月で総資産の0.04%でした。無配当のテック株の比率が高いこともありますが、インカムゲイン比率がたいへん低いアセットアロケーションです。今後に向けては徐々にインカムゲインに振っていこうと思います。
通貨別では先月と変わらず。円が51%を占めています。仮想通貨比率は4.3%に減少しました。ドル円は、109.05円から108.7円へと0.4%ほど円高となりましたが大きな影響は出ていません。
アセットアロケーションとしては、現金および現金相当物の比率がたいへん小さいのが問題です。国内株の比率が高いうえに、特定株式に偏っているのでたいへんリスクです。売却予定でしたが、もろもろの事情によりまだ売却できていません。早く20%以下まで比率を下げたいと思っています。
仮想通貨はジェットコースター状況ですが、総資産の5%以内に収まっているのでホールドとします。ただし、タイミングを見てリバランスはしていきます。
※ポートフォリオ計算上の注意点
・401kや各種貯蓄性保険、また生活資金としての現金は含みません
・日本債券には、ソーシャルレンディング、および投資性のFXポジションを含みます
・外国債券には、米国優先株式ETF(PFF)とハイイールド債を含みます
・オルタナティブには貴金属およびVIX投資を含みます
・現金には、現金、MMFを含みます。証拠金含むFXポジションを含む場合があります
↓前回のアセットアロケーションはこちら。