FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で自由主義者、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

優待クロス取引にトライ 8月

どちらかというとインデックス投資が中心で、ほったらかしでできる投資法を中心にやってきましたが、徐々にセミリタイアに向けて環境を整えていく中、面倒な投資もできる精神的・肉体的余裕が出てきたので、優待クロス取引をトライしてみることにしました。

 

優待クロス取引とは、(ほぼ)ノーリスクで企業の株主優待をゲットする手法として有名なものです。8月ならば、8月末の優待権利を得られる条件は、28日から29日にかけて株式を保有していることです。ただし、単に株を買って持っているだけでは、株価下落のリスクがあります。そのために、同時に同じ株を信用取引で売り建てします。これによって、株価の上下が相殺され、優待だけを得られるという仕組みです。

 

今回は、8月末の優待として、下記の優待クロスをやってみました。

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いずれも楽天証券の一般信用で100株ずつ売建し、同時に100株ずつ現物を買いました。明日、29日になったら「現引」を行う予定です。信用売だと買い戻すか、持っている現物株を返すかしてポジションをクローズしますが、この現物株を返すことで終わらせるのが「現引」です。現引には手数料はかからないので、いいですね。

 

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手数料の合計は1368円(税込み)で、拘束資金額は103万3900円(現物+信用保証金30%)となっています。ここに追加で貸株料がかかってくるようです。

 

今回初めて優待クロスをやってみたのですが、下記のようないろいろな注意点というか戦略があって、意外と面白いものです。

  • 早期に信用売りをしないと「売れる」在庫がなくなってしまう
  • あまり早く信用売りをすると、貸株料として年利3.9%を取られる(楽天証券 一般信用短期の場合)
  • 信用売りと現物買いの手数料がかかるので、優待がコストを超える価値がないといけない

操作自体はそんなに面倒ではありませんが、このように工夫が必要なので、ゲーム感覚で楽しめます。これを手間と考えるか、楽しいと考えるかでまた違いますね。

 

ぼくの場合は、最近キャッシュポジションを増やしており、口座に現金で寝かせておくよりも、何かしらに活用したいと思ったのがきっかけです。優待クロスの場合、資金が拘束される期間はあまり長くなく、最悪、優待と取引手数料を諦めれば現引で現金に戻すこともできます。

 

FXの異業者アーブで年利4%運用もありなのですが、こちらは赤字が解消するまでに半月から一ヶ月くらいの期間が必要なので、ある程度長期に資金を入れておくことが望ましいです。

 

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