2014年に始まったNISAのロールオーバーの申し込みが始まりました。5年間非課税という期間が2018年末で終了するため、2014年分を2019年分に振り替えるのがロールオーバーです。
※楽天証券より
通常NISAは年120万円までの枠になりますが、ロールオーバーした場合は含み益分も含めてまるまる継続できるのがメリットです。ぼくの場合、当時のNISA上限100万円の買い付け分が、現在150万円まで評価額が上がっています。もともとは、NISAの上限枠である120万円までしかロールオーバーできないという話でしたが、2018年の改定で全額ロールオーバー可能になりました。
仮にロールオーバーせずに課税口座(特定口座)に払い出しすると、含み益50万円に対して20%の源泉分離課税ということになります。その代りに、新たに120万円分のNISA枠が使えるるようになります。
言うまでもなく、長期投資の基本は課税の先送りです。含み益を確定させず税払いを遅らせることで、払うはずの税金に対しても複利で投資効果が生まれるからです。
ぼくの場合、この年のNISAは日経225の投資信託に入れていたので、アベノミクス相場の恩恵を存分に受けることができました。このまま日本株へ投資し続けていていいのか?という判断はありますが、ロールオーバーする予定です。