2018年11月のアセットアロケーションです。今回集計方法を少々変更しました。太陽光発電投資に関する資産評価額を11月分から足しています。正確には10月分から支出していますが、10月分は追加していません。
太陽光発電の資産評価をどうするかは悩んでいますが、いまのところDCF法で出そうかと思っています。当初は予算ベースでの評価となるでしょう。
さて、11月は3月比で101%となっていますが、このうち4.4%は太陽光です。太陽光支出分を除くと未だ株価調整の傷を癒せていません。
先月比で見ると、太陽光を除くと1%の上昇です。毎日の数字を見ていると、そこそこ戻したように感じていたのですが、意外と増えていません。
もう一つの今月の大きなトピックは、やっと勤務先の株を一部売却でき、現金が大幅に増加したことです。現金比率はドルも合わせると14.6%に戻りました。
クラス別の推移はこうなっています。仮想通貨がもはや誤差になってきました。メインのアセットクラスは、海外債券、海外株、海外ETF、国内株、そして太陽光の5つです。来年になったら、分類法を再検討したいと思います。
先月比でだいたいのクラスが2〜3%の戻しでした。年度来では国内ETFと海外ETFが未だにマイナスです。海外株もわずか17%の伸びにとどまっています。最悪なのは仮想通貨で38%の下落。年度来では半減しました。
個別に見ると、新興国のインデックスが先月比で7%の増加でした。Amazonも6%戻しています。Teslaも勝負の決算を乗り切って上昇です。
下落銘柄はほぼ仮想通貨です。ただし、nvidiaが22%も下落しています。悪い決算と中期の弱い見通しのダブルパンチでした。
通貨別ではこう見るとあまり変動がありませんね。穏やかです。しかし、今年はあまり資産が増加しない1年ではありました。
配当、分配金、貸株、ソーシャルレンディングによる収入は、11月の1ヶ月間で総資産の0.04%でした。米国株では、PFF、MBB、IEFの毎月の配当だけです。9ヶ月の平均を見ると、年換算で0.94%となります。インカム銘柄の比率が低く、キャピタルゲイン系銘柄比率が大きいことが分かります。
仮想通貨はかなり下がったので、もはや誤差です。銘柄が多いので整理して管理を簡便にし、ホールド継続です。仮想通貨自体が2017年のように急上昇することはなさそうですが、ブロックチェーン技術の応用は確実に進んでおり、今後安定したオルタナティブクラスとなっていくことを想定しています。
国内株は引き続き処分を継続します。太陽光で要する資金に充てることと、インカムクラスに切り替えていきます。
来年に向けてのアセットアロケーションの計算法としては、海外債券/海外株/海外ETF/国内株/太陽光の5クラスをメインとし、それにサテライトを加えて計算していくようにしようと思っています。また、入出金についてしっかりとした記録ができていなかったので、それを加味していきます。
※ポートフォリオ計算上の注意点
・401kや各種貯蓄性保険、また生活資金としての現金は含みません
・日本債券には、ソーシャルレンディングを含みます
・外国債券には、米国優先株式ETF(PFF)とハイイールド債、および投資性のFXポジションを含みます
・オルタナティブには貴金属およびVIX投資を含みます
・現金には、現金、MMFを含みます。証拠金含むFXポジションを含む場合があります