このたび、配当狙いで東証ETFの5銘柄を注文しました。それぞれ3%以上の分配金利回りが期待され、平均で4.47%(税引き前)のリターンを期待しています。
実はこの注文は、ぼくのポートフォリオではなく、妻のものです。長期的な値上がり期待ではなく、しっかり配当をもらって日々の生活費に充てたいという希望に基づいての注文になります。
もらった配当金は再投資するのではなく、そのまま生活費に充てるので、ドルでもらうとやっかいです。ですので、米ETFではなく敢えて東証上場のETFを選択しました。
今回選んだETF
【1497】は、iシェアーズのハイイールド債ETF「HYG」に投資するものです。HYGは5.31%ほどの利回りが想定されますが、1497では為替ヘッジをかけているのが大きな特徴です。現在少々円安にふれていて、ドルを買い増すのにちょっと躊躇していましたが、為替ヘッジがかかっていれば関係ないですね。
【1659】は、iシェアーズの米国リートETF「USRT」に投資するものです。USRTを直接買うのに比べると1%弱ほど想定利回りが下がりますが、その分投資は楽です。
【2517】は、「東証REIT Core指数」に連動するJ-REIT ETFです。59銘柄あるJ-REITの中から、大型の26個のREITを選んで均等投資しています。J-REIT全体の80%の時価総額を含む形になります。
【1566】は、現地通貨建ての新興国債券へ投資するETFです。メキシコ、ブラジル、韓国、ポーランドなどの国債を含んでおり、トップのブラジルで10%程度の比率になります。
【1660】は、「野村高利回りJリート指数」に連動するETFです。J-REITの中でも配当利回りが高いものを30〜40銘柄選択し、配当スコア✕時価総額に比例して組入比率を調整しています。といっても、想定利回りは3.46%とこのポートフォリオの中では低いほうですけど。
これまで、8%超利回りのソーシャルレンディングや、米ドル建では、5%超のPFF、9%のARCCなどへ投資してきました。今回は、円建で投資できるシンプルなものとして、ハイイールド債、新興国債券、米REIT、J-REITというオーソドックスなものを選択しています。いやはや、配当が楽しみです。