前の記事で、新生銀行が購入した投資信託の代金の10%を、10分の1の確率で還元するキャンペーンを行うと書きました。6月末までの毎日抽選なので、投資信託を買って解約というのを18回繰り返せば、85%の確率で上限額である5万円を獲得できます。
野村のFunds-iは翌日受け渡し。翌日解約可能
前回の記事では、購入した投資信託を解約できるようになるまでに3営業日が必要だという認識でまとめました。そのため、多額の資金が必要になってしまいます。ところが、rukbatさんにコメント頂いたとおり、今回想定している野村のFunds-i 日経225は、翌日には受け渡しが終わり、解約が可能でした。
つまりオペレーションは下記のようになります。
セット1の資金は6日後には解約によって戻ってくるので、セット6の資金として再利用できます。つまり、50万円×5で、必要資金は250万円で済むことになります。
また、取っているポジションは1セット分だけになるので、ヘッジは50万円分だけで済みます。
投信の同日売買は可能なのか?
株式では、同一銘柄の同一売買はできません。投資信託ではどうでしょう? 松井証券では下記のように禁止となっていました。
引成立日が同じ日に同じ投資信託の購入注文と解約注文はできません。
特定口座で保有している投資信託の解約同日に、同じ投資信託を一般口座で買い戻すことはできますか。 | よくあるご質問(Q&A) 松井証券
念のため、新生銀行に聞いてみたところ、
「同一銘柄の同日売買は3回まで可能です」
とのこと。一部解約などへの対応のために、そうなっているようです。これで問題点は解決しました。
さっそく参戦……しかしミス
というわけで、さっそく参戦してみました。計画通り、14時30分までに野村Funds-i 日経225を購入です。ヘッジ単位と額を合わせるために、60万円分購入しました。これで、日経225CFD(20万0600円分が1単位)を3単位ショートすればヘッジが完了です。
GMOクリック証券に資金を入れて、さてショート……と思ったら、なんと15時から17時までは証券口座からCFD口座への資金振替ができません。15時の終値でショートするはずが2時間ディレイです。
そうこうしている間に、15時の終値20745円から20709円へと40円近く下落してしまいました。ショートの遅れとしては損失方向です。損失額は、1200円程度なので、まぁ許容範囲かなという感じですが、オペレーションミスは痛いですね。
本日15時に、新生銀行側で抽選が行われているはずです。明日になったら、この投信を解約注文を出し、14:30までに改めて購入注文を出します。抽選結果メールは5営業日目の6月12日にくるはずなので、そこで当選していれば全ポジションクローズ。していなければ、翌日の抽選結果を待つ形です。
【追記】
資金の口座振替が可能になる17時を待って、GMOクリック証券でエクスポージャ60万円分の日経225CFDをショートしました。レバレッジはは10倍なので必要証拠金は約6万円です。一応、任意証拠金を3万5000円積んで、ロスカットレートを23000円に設定してあります。まぁ何があっても大丈夫な水準です。
さて、15時の終値から下がっていた日経225なのですが、17時のタイミングで上昇。実はより高い2万777円でショートすることができました。ラッキーですね。