FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

楽天証券で法人証券口座を開設 流れと注意点

先日、楽天証券で法人口座を開設してみました。資産管理法人の1社は、約款に投資を入れており、そもそもの計画どおりです。簡単な流れと、注意点をまとめてみます。

 約款記載の「投資」

資産管理法人の1社は、約款に次のような記載を入れてあります。

株式、有価証券、為替、不動産及び商品先物等の金融商品の投資及び運用に関するコンサルティング

これが入っていないと口座が作れないということはありませんが、まぁ入れておいたほうが正直かな、と思って入れておきました。

 

ちなみに、口座開設の流れの中で、途中楽天証券から電話がかかってきて、「他人のお金を預かって運用するのか?」と聞かれました。投資顧問業ではないので、自己資金の運用だけです、と答えましたが、こういうことは注意点なんですね。

開設の流れ

開設の流れを画面で見ていきましょう。ちなみに、個人口座とは違い、けっこう紙のやりとりがあります。最初は、ヘッダ部分の「法人のお客様」をクリックします。

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下記のように「口座開設」のボタンが大きく出るので、そこを押します。

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続けて開設のボタンです。

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注意点が書かれているので、さらに「手続きへ進む」ボタンです。

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その後のステップが出てきました。簡単なフォームに必要情報を入力して「同意して申し込む」です。

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その後の流れは、次のようになります。書類が届くので記入して郵送。審査が終わり開設できると、ログインIDとパスワードが郵送で届き、めでたく利用開始です。

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最初に届いた書類には次のように書かれていました。まず必要書類は、「履歴事項全部証明書」(いわゆる登記簿謄本)、「印鑑証明」、「取引責任者の身分証明書」です。原本の送付が必要で、返却はされません。

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 法人口座の注意点

法人口座を開いてみて、アテが外れた点もありました。下記の点に注意です。

  • 特定口座は存在しない。すべて一般口座
  • 楽天銀行と連動するマネーブリッジは申し込めない
  • 超割獲得ポイントは、対象外
  • ポイントプログラム対象外

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取引手数料体系は個人と同様。日興証券のように、法人口座だとオンラインバンキングがまともに使えず、バカ高い手数料を取られるなんてことはありません。信用取引口座は、別途開設が必要。ただ、取引のないまっさらな状態で申し込んで開いてくれるのかは不明です。実行予定はありませんが、FXでは個人は最大レバ25倍ですが、法人の場合は別途定めるとしていて、より高いレバレッジがかけられるようです。貸株サービスも、個人同様に利用できます。

 

@fujimon_ao10さんから、追加でご指摘いただきました。下記のとおり、信用取引口座は、Webで申し込みできず、電話→郵送 が必要です。またIPOにも申し込めません。

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いくつか現物の取引を行ってみましたが、使い勝手などは個人口座と全く同じ。これで、新たな名義が1つ増えました。信用取引口座を開かなければ、優待クロスはいわゆる異名義クロスになりますが、使いようですね。

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