FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

無償版Google Apps/G Suiteを継続利用する

GoogleはGmailやGoogleDriveに独自ドメインを当てて利用するサービスを、当初無償で提供していました。2006年にβ版として無償提供を始めたころの名称は「Google Apps」。2007年には早くも企業向けに有料プランが用意されます。そして2011年には、10ユーザー以上への無償版の提供を廃止。2012年には無償提供を終了しています。その後、名称が「G Suite」に変わり、さらに2020年には「Google Workspace」に名称変更しました。

 

実は、初期のGoogle Appsのユーザーは、無料のまま利用が可能で、ぼくもその一人。取得したドメインを当てて企業同様に利用していました。ところが、2022年1月にGoogleは無償版Google Apps/無償版G Suiteの提供終了を発表します。猶予期間は7月いっぱい。8月からは、使えないというのです。

有料版に移行するか安価なメールサービスを使うか

このニュースが出たとき、さて困ったな、と。まっとうな流れとしてはGoogle Workspaceに移行ですが、こちらは最も安価なプランで1ユーザーあたり月額680円。家族分のアカウントも含めて複数ユーザーを利用していますが、これを全部移行はあり得ない選択です。1ユーザーだけ移行でも、かなりのコストアップ。

 

次の選択肢としてはWebメールサービスの契約です。Google Appsを使っているといっても、ほぼ使っているのはメールで、さらに受信したメールは転送して、別のGmailアカウントで見ています。ということは、独自ドメインを使えるメールサービスを契約すれば済むわけです。

 

例えば、ムームーメールは月額110円で、30GB、20個のドメイン、メールアドレス作り放題。ぶっちゃけ、これに移行すればいいかな? と考えていました。まぁ8月から使えなくなるということなので、7月くらいに作業をしようかと。ドメイン周りの設定をしたのが相当昔で、必ずしも簡単ってわけにはいかないので、面倒なぁと思いながら、先送りしていました。

突如、個人用なら無償継続

そこへ突如、個人用なら引き続き無償で提供するよ、というアナウンス。これはナイス。決断を引き伸ばしていたかいがありました。良かった良かった。実際の手順は次の通りです。

 

こちらのヘルプページにアクセスする。

 

従来の無償版「G Suite」を引き続きご利用、なので「こちら」を押す。ログインが求められるので、Google Appsの管理アカウントでログインする。

 

おお!「個人での利用」というメニューが出てきたので、これを選択。

 

「個人で使用します」を押せば、使い続けられるようです。

やった。これで、面倒な環境移行をすることなく、そのままGoogle Appsを利用できます。しっかし、それほど前から無償で使い続けている人って、どのくらいいたんでしょうね。ともあれ、よかったよかった。

 

ちなみに、このブログのドメイン「kuzyofire.com」とは別の、もう一つのドメインで使っているGoogle Appsのお話でした。

 

www.kuzyofire.com