資産から生まれる現金(CF)を集計するインカムゲインCFのコーナーです。6月は例年高い数字が期待できるのですが、2023年はどうだったかというと、過去最高とまではいきませんが、必要生活費を大きく上回る現金収入となりました。
6月のインカムゲインCF
6月のインカムゲインCFは、先月を上回り、高い水準に。不動産が満室のまま、太陽光も5月は下回ったものの高水準、そこに米ETFの多くから配当が入ってきました。
株式配当の中身はこんな感じです。
- VT 36%
- XLP 3%
- EEM 14% (年2回配当)
- EFA 35% (年2回配当)
- IVV 11%
6月の配当の利回り(税引き後)を見るとこんな感じ。S&P500インデックスのIVVの配当利回りが相当落ちていることが分かります。また6月の配当を年間配当回数で乗じた年相当利回りを見ても、配当利回り1%程度とかなり株価が高い水準ですね。
6月のインカムソースの比率は次の通り。
- 太陽光 33.0%
- 不動産 23.6%
- 配当 42.1%
- 分配金 1.3%
また直近12ヶ月のインカムソース比率は下記のようになります。
太陽光のCF状況については、下記に詳しく書いています。
CFレベル、100%超えが4ヶ月連続
生活費に対してインカムゲインからのCFの比率を示すCFレベルは、4カ月連続の100%超えです。8月からはサラリーが一切なくなり、完全FIRE生活に突入なので、こういうCF状態は心強い限り。
とはいえ、ポートフォリオの構成としては決してインカム重視ではないので、もう少しインカム側に寄せてもいいかなとは思っています。
インカムゲイン利回り
ソースごとのインカムゲイン利回りは下記のようになります。満室が続いていることで、不動産の利回りが上昇してきました。
今年のインカムゲイン利回りは、半年が経って1.4%。年間だと2.8%相当です。3%を超えてくれば生活費を賄うにはちょうどいい感じでしょうか。
過去のCFをまとめると、2023年は昨年の1.2倍のペースでCFが積み上がっています。