昨日、三井住友カードがコンビニやファミレスで10%還元のキャンペーンをぶっ込んできたと思ったら、今度は楽天カードがどの店舗でも10%還元のキャンペーンです。ただし楽天モバイルを契約している必要があります。
対象はスマホのタッチ決済のみ
概要と注意点は次のとおりです。
- 期間:1月9日〜3月31日
- 還元方法:1%通常ポイント+9%キャッシュバック
- 還元上限2000pt(利用上限額2万2222円)
- 還元タイミング:5〜6月
- 要エントリー
- 要楽天モバイル契約(3月末時点で契約が必要)
- Visaカードのみ対象
- スマホのタッチ決済だけが対象(QUICPay対象外)
- 楽天カード(Visa)1枚ごとに集計
- 家族カード対象外
最大のメリットは、利用店舗が限定されないということです。この点が三井住友カードと違います。また還元上限が2000ptというのも大きい。この上限はキャッシュバック9%に対する上限なので、合計2万2222円までの利用が還元対象になります。
さらに、楽天カード1枚ごとに集計されるとなっています。ただVisaカードを2枚持てるのか、ちょっと分かりませんでした。
注意点と攻略法
いくつか気になる点があります。まずVisaカードのみ対象ということ。楽天カードは複数カード保有を積極推進しているので、まだならVisaカードも持っておきましょう。それからスマホのタッチ決済だけが対象です。プラスチックカードをタッチしても対象外ですし、スマホでQUICPayを利用しても対象外です。
ちょっとややこしいのはAndorodのタッチ決済設定方法です。iPhoneの場合、Apple Pay決済はすべてウォレットに登録することで行います。その上でエクスプレスカードと優先カードを設定する形です。ところが、Androidでは、複数の非接触決済アプリを利用できるのです。
今回、純正のGoogleウォレットに楽天カードを登録しても、QUICPayとして登録されてしまい、タッチ決済が利用できません。ではどうするかというと、楽天Payアプリから登録を行うのです。
ただこれには一つ問題があって、端末をタッチした際のデフォルトアプリが楽天Payアプリに切り替わってしまうのです。つまり何もアプリを開かずに端末をタッチしたら、楽天Payアプリを介して楽天カードのタッチ決済が利用されることになります。
この段階で、Googleウォレットを起動すると「Googleウォレットをデフォルトにしますか?」と聞かれます。ここで「はい」を選ぶと、今度はGoogleウォレット内でデフォルトしているプラチナプリファードが、端末をタッチしたときに使われることになります。
そして、再度楽天Payアプリを開くと、下記のように楽天Payでタッチをしたければ、デフォルトに変えろ、と出てきます。
Androidのタッチのデフォルトアプリとデフォルトカード(iPhoneでいうAppleウォレットとエクスプレスカード)はこんな仕組みになっていたんですね。ちょっとややこしいというか、混乱しかしません。全部Googleウォレットに集約してくれればわかりやすいのに。
というわけで、現在は楽天Payアプリをタッチのデフォルトにしているので、
- 画面を開いてそのままタッチ → 楽天Visaカードでタッチ決済
- Googleウォレットを開いてタッチ → プラチナプリファードでタッチ決済
という形になっています。3月末までは、タッチ決済のときにどっちのカードを使うのか、ちょっと迷う感じです。これはタッチ決済が使えるスーパーマーケットで、さっさと22222円を使ってしまうのが簡単そうですね。