1月21日、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2023」の結果発表と表彰式に参加してきました。以前に大井町で実施されたときは、視聴側としての参加でしたが、今回は運営側としての参加です。いやー楽しかった!
インデックス投資の強さをひしひしと感じた
まずは結果から。これを見ると、多くの人が「順当」「サプライズがない」なんて感じたかもしれません。ほんと、オルカンが圧勝ですね。VTの人気が根強い(ぼくもVTに投票しました)のはさすがの強さ。「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」が5位に入ったのは日本失望論の裏返しかな?とか思ったり。
そして密かに尊敬しているのがニッセイ外国株式インデックスファンドです。こちらは10年連続の入賞。そして、このファンドは「他社が下げたら下げる」のではなく、「業界に先駆けてコストを下げる」ことを実行してきたファンドなのです。
全員ボランティアの運営
今回は、縁あって初めて運営側として参加しました。アナウンサーの叶内さんと一緒に司会を担当したので、声だけは聞いていただけたかもしれません。実は数日前に風邪をひいてしまい、少し咳が残った状態だったので、声を出せるか不安だったのですが、なんとか咳き込むこともなく役割を果たすことができました。
Webページにも記載がありますが、このイベントは、すべてボランティアで運営されています。今回渋谷のカルチャーカルチャーで実施しましたが、そのドリンク代だって自腹で出しています。
日本レコード大賞ではありませんが、こうしたランキングものの多くには不正の疑いがついてまわります。金を払えば……みたいなのが横行しているわけです。そうした疑念を払拭し、フェアで公平な投票、集計、表彰を行うには、お金と離れたところで運営することが重要で、そうしたこともあって運営委員も全員ボランティアで関わっているわけです。
とはいえ、前準備から当日まで、運営委員はたいへんです。Webページの管理運営もそうだし、投票システムの設計運用、集計、プレスリリース、インベント会場の手配と打ち合わせ、当日のコンテンツ企画、出演者への打診、受賞した皆様への連絡と調整とやることは盛りだくさん。ぼくも当日の昼まで、プレゼンピッチの微調整や台本の文言調整に追われました。
昨今の日本の投資環境がすっごく整備されたのには、 Fund of the Yearのようなユーザー草の根の活動が大きく貢献してきたと感じていて、それが今回運営に参加させていただいた理由でもあります。でも、あまりのたいへんさに、これを何年も続けてきた運営の皆様方へは頭が下がる思いです。
声がいい?
実は今回いろんな人に言われたのが「声がいいですね」ということ。え? ほんとに? と思ったのですが、会う人会う人、プロも含めて4、5人に言われたので、ちょっとうれしくなりました。
以前ラジオに出演したときや、𝕏のスペースでお話させていただいたときも「声がいいですね」というフィードバックをいただいたことがあります。ただその時は「話した内容に特筆すべきものがなかったので、声をお褒めいただいたのかな?」と思ったのですが、ほんとに声がよかった??
有頂天になったので、昨今流行りのボイスメディアでもやってみようかな? とか真剣に思う今日このごろ。ただ、家族に「声いい? どう思う?」って聞いたら、「そう? 別に?」という反応だったので、少ししぼんでもいます(笑)