FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

GWドル円乱高下 一時160円から介入で155円に

ゴールデンウイーク真っ只中の4月29日は、ドル円乱高下の日となりました。朝方160円を超えたかと思えば、昼にはついに介入。何度かの反発を抑え込んで155円台まで押し戻しています。

ドル円160円突破

29日は日本は祝日で東京市場は休み。こういうときはだいたい海外勢が仕掛けてくるもので、これまでのトレンドをオーバーシュートさせるような動きを見せます。今回でいえば、ジリジリと157〜158円に上がってきたドル円が、一気に160円を超えました。

これがどのくらいの水準かというと、34年前の1990年4月。その10年前の80年代は260円とかだったので、1995年の90円割れに向けて急速な円高が進む過程でした。ちなみにこの頃ぼくは子供だったので、為替は全く覚えていません。

 

ただ1995年の90円割れに進む過程では、海外旅行にけっこう行きました。いま考えると、学生でも海外に気軽に行けるいい時代だったということです。為替だけでなく、現地の価格もインフレ前なのでもっともっと安かったわけで、体感値はいまでいうドル円50円って感じでした。

介入で5円単位で乱高下

一瞬160円を超えたあと数時間は159円台前半で推移します。ところが13時に入って、急激な円高が進みました。1時間で5円も変わるような急降下で、これは介入だな!と誰もが思った瞬間です。

これをほぼリアルタイムで見ていたのですが、何度も為替は反発を試みます。下記の動画を見ると、あ、ここで介入も限界か? 戻る? なんて思うシーンもありました。

youtu.be

155円後半で安定へ

一時は154円台まで落ち込んだドル円ですが、そこが底。29日夜には155円後半で落ち着きました。

もっともこの水準は、連休前の26日金曜日よりも円安水準です。為替介入も結局のところ、3連休の上昇を食い止めただけという形になりました。

いやはや、ほんと為替だけは何にもわからないものです。安易に手を出さず、流れに身を任せようと思うばかりです。

 

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