ゆうちょ銀行で開設を「総合的判断により」お断りされ、りそな銀行でもダメ。どうしたものかと思っていましたが、三井住友銀行で開設OKが出た後、住信SBIネット銀行でも開設ができました。
住信SBIネット銀行といえば、設立直後の法人でも口座が作りやすいと評判の銀行です。ただし、申込み後、「これに記入せよ」と送付されてきたURLの入力欄には、「他行で開設済みの銀行口座番号」という欄がありました。
なるほど、他行で口座開設済みならばささっと開設してくれるのだろうと思いましたが、そのとおり。無事に法人口座を作ることができました。
でもこれって、審査を他行に丸投げというか依存しているというか。審査代行をさせられた三井住友銀行はかわいそうというか。でも一方で、法人審査基準が銀行によって大きく違う理由もなさそうなので*1、各銀行が個別に審査するのではなく、統一で審査してくれれば無駄なコストも発生しないんじゃないかと思ったり。でもでも、ならばぼくの法人のように、ゆうちょで落ち、りそなで落ちたら、どこでも作れないかもしれないけど、三井住友銀行が救ってくれたということも起きないか、と思い直したり。
ともあれ、三井住友銀行は初めて法人口座を許可してくれたり、Webバンキングの料金を優遇してくれたりと、恩を感じる銀行です。ただ、Webバンキングが複雑で難しいこと。管理者と利用者の2アカウントあり、セキュリティ対策も2要素認証に加えてPCに証明書を入れろとあったり。ネットにはなれているつもりですが、これは業務用ソフトのUIをそのまま提供してるな、と直感しました。
つまり、企業の経理担当が使うことを想定して作り、複数の経理担当によって権限を変えるとか、大量の給与振り込みを行うとか、そういうちょっと大きな会社を想定したものなんだと思います。
そう思っただけで、Webバンキングの設定をすること自体にうんざり。住信SBIネット銀行の口座ができたので、普段のやりとりはこちらで行うことにしました。
※うんざりしたんですが、公庫がメガバンク必須ということなので、ネットバンキングを利用できるように設定しました。
*1:主にマネーロンダリングや反社会的勢力の口座を排除するのが目的ですよね?