FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で自由主義者、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

三井住友の法人ネットバンキングValueDoor/Web21に苦しんだ

公庫からの融資がネットバンクでは受けられず、仕方なくそれほど利用予定のなかった三井住友銀行の口座を使うことにしました。ところが、持っているのは通帳だけでネットバンキングも利用できません。キャッシュカードを作成し、ネットバンキングの利用を申し込んだのですが。。。

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お役所仕事を見た

正直、ここからは三井住友銀行の法人ネットバンキングへの恨みつらみ節になります。三井住友銀行大好き!という方は気分を悪くするかもしれませんので、お戻りください。。。

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申し込みは当然ながら書面、しかも口座の支店に出向く必要がありました。いや、そもそもはちょっと違っていて、口座開設時に、

 

「今ならネットバンキングサービスがずっと無料です。申し込みませんか?」

「なら申し込みます!」

というやり取りをしていたのです。そういえば、このネットバンキング、一度も使ってなかったな? と思って支店の窓口に行ったときに、ネットバンキングってどうなってます? と念のため聞いたのでした。

 

「解約となっております」

「え? 解約なんてした覚えないんですけど」

「システム上、解約と表示されています」

「いや、システム上というか、なぜ解約扱いになっているのか調べてもらえませんか?」

「いまなら別途お申し込みいただければ、無料でネットバンキングが利用できるライトプランができました」

「いえ、まずは解約というのが身に覚えがないのですが」

「……しばらくお待ち下さい」

 

ちょっとムッとされました。この時点で、何やら雲行きが悪そうと思ったのです。なにやら、行員の方が集まって議論しています。

 

「すみません。なぜ解約になっているのか分かりません。調べてご連絡させてください」 

「分かりました。よろしくお願いします」

登録を期間内に済ませないと自動解約

数時間後、電話がかかってきました。

 

「お調べしたところ、期間内に利用登録が完了していなかったので、自動解約となりました」

「え、解約の意思も手続きもなくても自動的に解約なんですか?」

「そうなっております」

「では改めて申し込むしかないですね。よろしくお願いします」

「二度目以降の申込みになりますので、手数料がかかります」

「え!?」

「最初は無料でお手続きできますが、二度目は手数料がかかります」

「あの、解約したつもりはないんですが、解約自体を取り消してもらえませんか? 何も解約書面とか書いてないんですけど」

「そうしたことはできかねます」

 

申し込みには書類をたくさん書かされ、こちらの都合で解約するときは、また書類をたくさん書かされます。そのくせ、先方都合の場合は勝手に解約して、もう一度使おうとしたら手数料を払えと。うーん。ちょっと納得できませんでした。

 

「その自動的に解約っておかしくないですか? 申込みのときにもそんな話はなかったんですが」

「メールにて自動解約の案内をお送りしてあります」

「え? そうですか?……」

 

なるほど確かにメールボックスを確認すると、昨年末に「【三井住友銀行】パソコンバンクWeb21<デビュー>タイプ未継続のご案内」というメールが来ていました。この中に、「継続の同意がない場合、自動解約とさせていただきます」という文章が。はい。確かにありました。はぁ。

改めてネットバンキングを申し込み。当然再度支店の窓口へ

そういうわけで、改めてネットバンキングの申し込みをすることに。無理だろうと思いながら、郵送とかでやりとりできますか? と聞いたのですが、支店の窓口へ通帳と印鑑をもってこいということでした。とほほ。

 

これでスムーズにネットバンキングが利用できたらなら、めでたくハッピーなのですが、そう簡単にはいきません。申し込みから約2週間後、少し集めの封筒が届きました。中には、よくあるワンタイムパスワードカードが入っています。

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同封の説明書を見ると、「これをまずは有効化せよ」とあるのですが、そのためにはまずネットバンキングへのログインが必要だとあります。そして、ログインIDは別途郵送で送られるとあります。

 

でも別の郵便は届いていません。サポートセンターに電話すると、なんと郵便局が不在で持ち帰ってしまったそうな。そうですか。そうですか。不在票も入れないし、再配達もしないんですかね。書留は。

 

サポートセンターによると再送付はできず、差出人である支店に差し戻されたら、支店から連絡があるだろうとのこと。ここからまた1週間くらいかかりそうです。

ログインに使うValueDoorのIDが書いてある

なんとかならないのか聞いたら、ワンタイムパスワードを送付した書類に、ネットバンキングのログインIDであるValueDoorというシステムのIDが記載されているといいます。はい。確かに書いてあります。これを使えばログインできるというのです。

 

先に言ってください。。。

 

あれ、しかしパスワードは? パスワードってどこかで設定した? それとも郵送?

「パスワードは申込み時に記入いただいたはずです」

「そうでしたっけ? こちらに控えとかはいただけているものですか?」

「いえ、控えにはパスワードは書かれていません。なんとか思い出して、トライしてみてください」

「はい。心当たりを試してみます」

「ただし5回間違えるとロックされます」

「え。ロックされたらどうしたらいいんですか?」

「支店の窓口に行って、解除して、パスワードを初期化してもらってください」

 

出ました。また支店の窓口です。

 

そして案の定、心当たりのパスワードは全滅。再び支店の窓口に行くことになりました。支店の窓口で手続きをしてもらうと、急ぎで手配したので数時間後には再設定したパスワードでログインできるだろうとのことです。

やっとログインできた。ワンタイムパスワードカードも有効化できた

これでやっとログインできました。果てしなく長い道のりでした。ちなみに、支店で書いた初期パスワードは初回ログイン時に変更するのですが、なんとこれが英数字混在8桁固定です! ぼくは普段8桁なんて短いパスワードは使いません。下限を制限するのは分かるのですが、上限を制限するなんて、特にセキュリティを重視するはずの銀行なのにこまったものです。

gigazine.net

あとは、定期的に「変更せよ」とか言ってこないことを願う限りです。さらに変更時に、「これは以前使われたパスワードです」とか、そういうのも勘弁してほしいなぁと。

 

長くなったので、法人オンラインバンキングサービス自体の説明は、別記事で。

www.kuzyofire.com

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