FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

ジャパンネット銀行から手数料無料で資金を移動する

ヤフオクを使っていると、売上金の取り扱いに難儀することがあります。ヤフーがPayPayとの連携を強めているため、ヤフオクの売上金はリアルタイム、手数料無料でPayPayへチャージ可能。しかし、銀行に振り込みたい場合、手数料無料なのはジャパンネット銀行だけなのです。

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ジャパンネット銀行は手数料無料がない

ところが問題があります。ジャパンネット銀行は、基本的に振り込み手数料が有料なのです。いえ、3万円以上他行宛でも275円なので決して高くはないのですが、新生銀行や楽天銀行、住信SBIネット銀行が振り込み手数料無料回数を設けているのに比べると、ややコスト的に不利。

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もちろん、預金平均残高が3000万円以上なら月に5回まで0円になるとか、三井住友銀行宛なら手数料が無料だとか、特典は用意されていますが、ちょっとハードルが高過ぎです。

そうか、証券会社に入金してしまえ

そこで思いつくのが、証券会社に入金してしまう方法です。各証券会社への入金は、多くの場合振込手数料を証券会社が負担してくれます。そしてリアルタイムで資金移動が可能です。これは、振り込みよりも全然高機能ですね。

 

しかも証券会社と連携させている銀行をメイン口座にしておけば、実質、メイン口座へ振り込んだのと同じです。

 

ぼくの場合、楽天証券=楽天銀行がメインなので、ジャパンネット銀行から楽天証券に入金処理をかけてみました。すると手数料無料でリアルタイム送金です。そして放っておけば夜10時に、楽天証券から楽天銀行に自動スイープ機能で戻ってくるという具合です。

じぶん銀行でも使えるかも

この方法、応用できるかも? と思ったのがじぶん銀行です。カブコムと連携している銀行で、相性がいい……というか、手数料無料で出金できる先は、三菱UFJかじぶん銀行、イオン銀行くらいになります。

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ではカブコムからじぶん銀行に出金したあとどうするか。これがまたやっかいで、じぶん銀行から他の銀行(三菱UFJ除く)への振り込みは283円(3万円以上)がかかります。

 

これを無料にするには、「じぶんプラス」のステージを3以上に上げなくてはなりません。ステージ3で月1回、ステージ4で月8回まで無料です。そしてステージ3達成には50万円以上の預かり資産残高が必要になります。ステージ3の預かり資産残高が達成できれば、あとは給与振込があったり、何か口座振替引き落としに設定したり、外貨預金10万円以上などで、ステージ4にランクアップするので、比較的達成しやすいものではあります。

 

ただし、メインの銀行でなければこうした条件はなかなか厳しいもの。カブコムからの出金用の場合は、振込手数料が有料になってしまいます。

 

では楽天証券へじぶん銀行から入金してしまえ、とジャパンネット銀行のような方法を取ろうとしたら、楽天銀行はじぶん銀行に対応していません。

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それならば……と考えたのが、このオレンジ色のルートです。DMM FXは非常に貴重なことに、じぶん銀行からの入金(リアルタイム)に対応しています。当然送金手数料は無料です。

 

そして、ここから楽天銀行に出金します。こちらも手数料は無料。ただし、リアルタイムとはならず、15時までの手続きで翌営業日です。1日遅れますがコスト的には有利ですね。

 

ただこの方法だとDMM FXからすると送金経路に使われるだけで、さらに振込手数料も負担することになります。改悪されないように、DMM FXでちゃんとポジションを取った上で使うようにしましょう。