FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で自由主義者、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

2020年1月版 コンビニでお得なQR決済はどれか

一時期ほど大規模なキャンペーンがないといっても、政府のキャッシュレス還元策も併せて、コンビニで買い物をするならQRコード支払いがお得です。では、2020年1月はどの◯◯Payが最もお得になるのでしょうか?

1月はまずはこれ。5%+キャッシュレス還元のメルペイ

12月18日から1月31日までキャンペーン中なのが、メルペイです。これは後払いの「メルペイスマート払い」を利用すると、政府のキャッシュレス還元に加えて5%還元となるというもの。5%〜10%に達するわけですが、残念なことに上限はたったの1000ポイントです。

f:id:kuzyo:20200103235605p:plain

まぁ2万円分はいけるわけですが、ちょっとしょぼい金額ですね。QRコード払いのほかに、iD利用でも還元ですし、フランチャイズのコンビニなら2%+5%の7%確定なので、1月末まではこれを使い切る感じです。

f:id:kuzyo:20200103235522p:plain



ちなみにスマート払いは後払いなわけですが、精算方法にはメルペイ残高が使えます。逆に口座振替やATM払いの場合、300円の手数料がかかります。

いつでもどこでも5%還元の楽天Pay

最も安心なのは「常時5%還元」をうたう楽天Payでした。政府のキャッシュレス還元に関係なく、それと併せてどこでも5%還元です。逆にいうと、政府のキャッシュレス還元の恩恵は全くないともいえます。

f:id:kuzyo:20200103225238p:plain

注意点は、楽天らしくエントリーが必須のこと。しかも、このキャンペーンは第2弾となるのですが、第1弾との間に少し間が空いていました。10月1日スタートで12月2日までだったのです。そしてこの第二弾は1月1日スタート。12月の間は還元がほとんどなかったことになります。ちょっと盲点でした。

 

こちら進呈日は3月末日。ちょっと注意なのが還元上限が期間内合計で2000ポイントだということ。つまり4万円分までの買い物にしか適用になりません。

 

楽天の還元は当然楽天スーパーポイントですが、このポイントは楽天証券での投資信託買付に充当できます。つまりほぼ現金同等ということです。

意外とイケる7%還元アリのLINE Pay

適用範囲が限定されることから第2位としましたが、場所によってはけっこうイケるのがLINE Payです。政府のキャッシュレス還元の5%に加えてマイカラーの2%があり、合計7%の還元です。もっともフランチャイズコンビニは2%なので、合計は4%にしかなりませんが。

f:id:kuzyo:20200103225953p:plain

ただし、政府の還元は0%から5%まで幅があります。さらに、マイカラーで2%を達成するには月間10万円以上利用するか、LINEスコアで高得点を出す必要があります。月間利用金額でカラーが決まり、翌月の還元率が決定されます。1万円を超えると還元率0.8%のレッドに上がり、5万円を超えると1%のブルー、10万円を超えると最上位のグリーンです。

f:id:kuzyo:20200103230425p:plain

ただし楽天Payに比べて、支払い方法が柔軟なのはメリットです。QRコードを掲示して支払う方法以外に、QUICPayに登録して支払ってもいいし、プラスチックのLINE Payカード(JCBブランド)も対象です。

 

さらに月間還元上限がなんと3万ポイント。これならよっぽど使っても大丈夫です。

 

現在LINE Payの還元はLINEポイントとなっていて、これはそのままだと有効期限が180日です。またAmazonギフト券やdポイント、nanacoポイント、Pontaなどに交換できますがレートが約9割とよろしくありません。

 

定番は、LINEポイントをLINE Pay残高に変えることです。LINEポイントのままでもLINE Pay支払いに使えますが、いったん残高に変えると、有効期限が最終残高変動から5年間になります。そして、手数料が220円かかりますが銀行口座に出金したり、セブン銀行ATMから現金で引き出したりが可能です。

f:id:kuzyo:20200103231743p:plain

11月1日まで、マイカラーの還元はLINEポイントではなくLINE Payボーナスだったので、これはありがたいところ。現金にできるのはありがたいのですが、220円の手数料はちょっと痛いところです。

 

ただし楽天同様、LINEの場合はLINE Pay残高から投資ができる「ワンコイン投資」があります。これをうまく使えば、LINEポイント→LINE Pay残高→ワンコイン投資→フォリオ証券口座→出金 という流れで現金化できそうでしたが、調べるとフォリオからの出金には税込み300円の手数料が取られるようです。残念。

どうしたPayPay

そんな中、最初に大型キャンペーンをぶち上げたPayPayはキャンペーンが小粒です。通常還元率は3%から1.5%に改悪され、まちかどペイペイキャンペーンも「20回に1回の確率で最大1000円戻ってくる」というもの。

f:id:kuzyo:20200103234636p:plain

一応期待値は5%ですが、対象はキャッシュレス還元5%の店舗のみです。つまりフランチャイズであるコンビニは対象になりません。またヤフーカード以外のクレカは対象外です。

 

人それぞれだと思いますが、こうした不確定な、ギャンブル的な観点の強いキャンペーンはあまり好きではないですね。1000円を超える買い物に使うことはあまりないと思うので、期待値的には10%と高くなりますが。

 

ちなみに還元上限は月あたり5000円です。

1月の作戦

というわけで1月の作戦としては、次のようになります。

  • 政府キャッシュレス5%還元の店なら、PayPay(期待値10%)かメルペイ(10%)、続いてLINE Pay(7%)
  • 政府キャッシュレス2%還元のコンビニは、メルペイ(7%)を使い、使い切ったら楽天Pay(5%)

キャッシュレス還元祭りは小粒にはなりましたが、まだまだ続きます。6月に政府の還元が終わったあとも、今度はマイナポイントが控えています。というわけで、QUOカードの出番はもうしばらく先になりそうです。ならば売ってしまって運用したほうがましか? さてさてという感じですね。

www.kuzyofire.com