バグり気味なくらい業者間のスワップ差が開いていたスイスフランですが、4月7日時点でスワップが正常化し、ポジションのスワップ差がマイナスに転じてしまいました。残念ながらクローズしました。
3月24日に建てた時点では181円スワップ差があったが…
3月24日時点では、365FXの買いで173円、SBI FXの売りで8円もあった、スイスフラン円のスワップ差。このまま推移すれば、レバ8倍で年率28%ものリターンとなったポジションですが、残念ながら急速にスワップが変動しました。
4月に入り、スワップは次のような状況に。
- 3/31 買い 36円 売り 8円
- 4/1 買い -17円 売り 5円
- 4/2 買い 3円 売り 15円
- 4/3 買い 6円 売り 8円
- 4/6 買い 3円 売り 0円
- 4/7 買い -17円 売り 4円
もはや買いで100円を超えるようなスワップが得られず、逆ざやになる日も出てきたことから、ポジションの継続は不可能と判断。ポジションをクローズしました。
16日間でなんとか黒字化
それでもポジションを取っていた16日間で、なんとか黒字化はしています。1万通貨あたりの差し引きスワップは873円。一方で、売買に伴うスプレッドのコストは469円。差し引き404円の利益となりました。
持ったポジションは20万通貨ですので、20倍の利益です。
また、多少値動きが安定していたので、イケナイことだとは思っていながら、指値でクローズをかけ、スプレッドコストをわずかにマイナスまで持っていって終わりにしました。とはいっても、ちょっと手間に割が合わない利益ではあります。黒字化はしたので、よしとしましょう。
今回の教訓
さて今回の教訓です。1つは、365FXは意外とスワップの変動が激しいということ。ある程度のスワップを設けたら、そこから大きくは動かさない業者も多いのですが、365FXは簡単にプラスをマイナスにもっていったりします。手を出すときは注意です。
FX取引高世界一をうたうGMOクリック証券を使って今回は365FXの取引を行いましたが、FXネオとは違い、こちらのシステムはあまり投資されていないようです。スマホ版のUIも古臭く、PC版のほうはなんとFlash! ちょっと動作に不安が残ります。
ただし、FX口座から証券総合口座への振替は即時に実行され、証券総合口座からの出金も翌日には着金します。以前使っていた365FXの岡三FXでは、証券総合口座への振替に1日かかっていたので、資金移動の効率ではGMOのほうが断然いいものでした。
SBI FXは、いまふうなUIではあるのですが、ちょっと操作性に難を感じました。まぁ慣れかもしれませんが。
また、SBI FXは楽天銀行から24時間のリアルタイム入金ではないということを、いろいろやり取りした結果知りました。これだけでも大きな収穫だといえるでしょう。
さて、次回のFX金利アーブポジションはどうしましょう? YJFX!のトルコリラスワップキャンペーンは終わったようでうが、それでも54円付いているので、改めてここに参戦するのはありかもしれません。検討してみます。