ネット銀行などからFX業者に入金を行うときは、24時間365日、リアルタイムに入金できるようになっていることが普通です。今回、スイスフラン円のポジションを建てるにあたり、いつもと同じように入金を試みたのですが、なぜか楽天銀行で謎のメッセージが出て失敗しました。
なぜこうなったのか? 今回はその理由を探っていきます。
SBI FXトレードのクイック入金サービス
SBI FXトレードには普通のFXと同様にクイック入金サービスがあります。特徴は、「即時入金」そして「手数料無料」です。対応金融機関にも、楽天銀行の名前があります。
ではなぜ今回、入金に失敗したのでしょうか?
楽天銀行の即時入金対応サービス
続いて楽天銀行の「即時入金」対応サービスを見てみましょう。楽天銀行が、24時間365日対応とうたったいるものです。メジャーどころのFXが網羅されており、「楽天銀行は提携社数業界トップクラス※!ここに掲載されている以外にもご利用可能なサイトは多数あり、どんどん拡大中です!(※2013年4月8日時点 当行調べ)」と記載されています。
当然、SBI FXトレードも対象なのだと思っていたら、これがビックリ。サポートに何回も電話して原因を確認したところ、「非対応」だというのです。
即時入金ではなくPay-easy扱い
楽天銀行によると、SBI FXトレードへの入金は、楽天銀行の用語でいう「即時入金」ではなく、「Pay-easy」扱いとなるのだそうです。
Pay-easyの場合、即時に入金は完了しますが、24時間利用できるわけではなく、
- 23:45〜翌0:15 この40分間がメンテナンス
という制約があるのだそうです。最初のやりとりで、「即時入金ではなく、Pay-easyでの入金なので、この時間は振り込みできません」「いや、即時入金をしてるんですけど?」と噛み合わない電話をし、最後には、SBI FXトレードの場合はPay-easy扱いだということが発覚しました。
入金先のFXがいわゆる即時入金扱いなのか、Pay-easy扱いなのかは明細をみると確認できます。
この冒頭に「PE」と付いているのがPay-easy扱いです。同タイミングでクイック入金したGMOクリック証券のほうは、一般の即時入金扱いなのが分かります。
今回は、ちょうど深夜のPay-easyメンテナンス時間にあたり、うまくできなくて焦りました。楽天銀行−SBI FXで取引している人は、お気をつけを。