気づいていなかったのですが、新生銀行がATM手数料無料をついにやめます。10月末に発表したようですね。2021年1月25日からは、「ゴールドランク」であっても、一部のATMでの出金が有料になります。
これはダメですね。2018年に続く改悪で、長年使ってきた新生銀行ですが、継続を断念するときが来ました。問題は、「どの銀行に変えるか?」と「どのように移行するか?」になります。
検討中記事です。
生活費決済口座に求めるもの
最初に、生活費決済口座に求めるものは何なのかを明確にしておきます。生活費決済口座とは、次のようなことに使う口座ですね。
- 給与の入金先
- アフィリエイトやアドセンスなどの入金先
- 公共料金、保険、クレジットカードなどの引き落とし先
- 生活に必要な現金をATMから下ろす
- カード払いできないところへの振り込み支払い
給与の入金先としては、まず勤務先が対応していることが絶対条件です。勤務先で、特定の銀行を指定している場合、だいたいの場合、そこが生活費決済口座になるでしょう。
公共料金や保険は、最近ではクレジットカードからの引き落としが可能なところが増えていますが、全部ではありません。ぼくの場合だと、明治安田生命の保険が銀行引き落とししか対応していません。クレジットカードからの引き落としはどこでも問題ありませんが、手続きが簡単なところがいいですね。
また、昨今なら店舗があって窓口で相談できることのメリットもあったと思いますが、これだけデジタル化が進んだ昨今においては、よほどの災害時以外に店舗があることのメリットは感じません。店舗にいくと待たされるし、余計な勧誘をされるし、正直行きたくありません。
というわけで、最も必要となる機能は最後の2つです。つまり、
- いろいろなATMから簡単に安く現金を引き出せること
- いろいろなところに簡単に安く振り込みができること
になります。
生活費決済口座の使い勝手について
さらに生活費決済口座においては、使い勝手も重要です。新生銀行のよいところの1つは、印鑑レスでありサインで完了するところでした。また、ネットバンキングのアップデートにより、乱数トークンや乱数表などを使うことなく、認証が必要な時はスマホアプリにプッシュ通知が届き、それを承認することで認証が完了していました。なかなかによくできた仕組みです。
通帳レスも便利で、ネットで入出金履歴が確認できるほか、毎月入出金履歴がステートメントシートという形で送付されてきます。海外では一般的ですが、日本の銀行では、これをしているのは新生銀行と三井住友信託銀行(プレスティア、旧シティバンク)くらいでしょうか。
また、地味な話ですが、ポイントプログラムが充実していて、下記のように普段使いでTポイントが貯まるのも特徴です。毎月123ポイントは得られる感じですね。
- ネットバンクログイン 3ポイント
- 10万円以上の入金 1回25ポイント、月間最大100ポイント
- ファミマにあるE-net ATMの利用 1回10ポイント、月間最大20ポイント
これらの使い勝手の良さは、ネットバンクならばほぼ満たしています。というわけで、複数のネットバンクの中から、次なる生活費決済口座を探していこうと思います。
検討の続編記事です。