FIer: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIerを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

無料で即時出金できる証券会社

先日税金を約100万円クレカで支払ったのですが、その引き落としが週明け27日にあるのをすっかり忘れていて、本日は金策に走り回りました。金策といっても、要はほかの銀行口座にあるお金を細々集めたり、証券会社に残っている資金を出金したり……なのですが、ここで困ったのが即時出金の有無です。

 

証券口座からの出金は、登録してある銀行口座に翌営業日に無料で出金が標準的です。では、各証券会社で、即時出金体制がどうなっているのか調べてみました。

楽天証券 楽天銀行との組み合わせで簡単

楽天証券は楽天銀行との銀証連携「マネーブリッジ」を設定すると、簡単に即時入出金が可能です。注意点としては、1日に1000万円までしか出金できないこと。ただ出金先口座は普通預金になるので、そこから簡単に他行に振り込みも可能です。

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もっとも、よほど急いでいなければ、即時出金機能はほとんど使わないかもしれません。マネーブリッジを設定してれば、夜に自動的に楽天銀行普通預金口座に資金が移動されるからです。

 

タイミングは、毎営業日夜間(22:00以降)。こちらについては1000万円を超えていても、自動で楽天銀行に出金になります。

SMBC日興証券 三井住友銀行との連携で簡単

日興証券は、自動スイープこそありませんが、三井住友銀行の普通預金口座と即時入出金が可能です。利用できるのは、原則7:00~翌1:00(日曜日は21:00まで)となります。ただし、11:55から12:00は、なぜかサービスが中断します。

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1日あたり10回でいけるのと、1日あたり最大1億円まで出金できるのも安心です。ちなみに、通常出金も可能で、トップ→各種お手続き→出金 を選ぶと、指定した銀行口座に出金できます。こちらは翌営業日、かつ500万円以内という制限が付いています。

GMOクリック証券 GMOあおぞらネット銀行との組み合わせ

GMOクリック証券は、GMOあおぞらネット銀行と組み合わせることで、即時入出金が可能です。利用可能時間は、6:30~15:00、17:00~5:30。なぜか場が締まった直後の15時から17時までが使えなくて、以外とこれがやっかいだったりはします。

 

即時出金先は、証券コネクト口座で、要はGMOあおぞらネット銀行内の目的別口座みたいなものです。先物口座やFX口座と資金を移動させるのと同じ要領で、銀行口座に移動できます。

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銀行口座に移動させた資金は、同じくGMOあおぞらネット銀行内の振替機能を使って、普通預金口座に即時無料で移動できます。

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ちなみに、通常出金は翌営業日対応で、出金指示ができるのは6:30~15:00、17:00~翌3:30。こちらも15時〜17時に操作できないのは案外辛い。ただ、比較的使い勝手はいいです。

SBI証券 住信SBIネット銀行と連携させても使いにくい

さて困ったのがSBI証券です。住信SBIネット銀行と銀証連携させても、銀行内に「ハイブリッド預金」という口座が作られ、そこが実質証券口座のように機能するだけです。

 

問題は、証券口座から手動でハイブリッド預金に移動させる手段がないこと。つまり、証券口座から銀行口座への移動は、夜間に自動で振替になるのを待たなくてはいけません。

SBI証券へご入金後、証券口座での拘束金を除く余剰資金が、翌営業日付でSBIハイブリッド預金口座へ自動振替(※)されます。
※ 現物口座のお客さま…当日15時30分における、翌営業日の余剰資金が振替対象 信用口座のお客さま…当日18時00分における、翌営業日の余剰資金が振替対象

つまり、実質即時出金はできないということ。さらに、即時出金のメニューも用意されていません。

 

ハイブリッド預金は有名なサービスなのですが、正直、他の証券会社の銀証連携と比べて、極めて使いにくい。そしてヘルプも充実しておらず、メニューも使いにくく、これはちょっといただけません。

マネックス証券 有償なら即時出金も

マネックス証券は現在銀証連携機能をもっていません。代わりに、有償で即時出金サービスを提供しています。手数料330円です。なお、マネックスカード保有で、月5回まで実質無料という特典が付いています。

 

1日あたり200万円まで(土日は合計で200万円)というのが、あまりに少額でちょっと使いづらいですね。さらに即時出金ができる時間が限られています。メガバンク+ゆうちょ+主要ネット銀行については、深夜と15:00〜17:00を除き操作可能。

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ちなみに、利用できるのは以下の銀行です。静岡銀行が入っているのはマネックス証券の株主だからでしょうか。

  • みずほ銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • りそな銀行
  • 埼玉りそな銀行
  • PayPay銀行
  • ソニー銀行
  • 楽天銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • 静岡銀行
  • 新生銀行
  • ゆうちょ銀行

 

auカブコム証券 午前中なら当日出金

auカブコム証券はちょっと特殊で、なんと通常出金に手数料(110円)がかかる場合があります。というか、手数料がかからないのは三菱UFJ、auじぶん銀行、池田泉州銀行、中京銀行、イオン銀行だけ。ほかは要手数料です。

 

その代わりといってはなんですが、13:30までは当日出金になります。三菱UFJ銀行なら15:30または18:30まで当日出金。赤い銀行グループなら意外と便利かも。

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松井証券 有償で対応

松井証券は、翌営業日振込無料と一般的なサービスですが、330円で即時出金が可能です。14:50まで、そして200万円までという制約はあるものの、即時出金可能なだけましですね。

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ちなみに、ネットリンク入金、らくらく振替入金によって入金した現金は、同日、即時出金サービスで出金できないという不思議な制限もあります。なんでだろう? 330円を払えば、実質どこにでも振込ができてしまうからでしょうか? 考え過ぎな気もするのですが。

まとめ

さて、まとめて概観すると、一番使いやすいのは三井住友銀行を使っているという前提で、日興証券でした。時間の細かな制約もなく、1億円まで出金できるというのが便利です。というか、日興証券は三井住友銀行以外に即時入金が使えないため、総合的な入出金でいえば順位は落ちますが、出金だけだとかなり便利です。

 

次が楽天証券でした(こちらも楽天銀行利用が前提です)。連携専用口座ではなく、普通預金口座に入るというのが便利です。夜間に自動スイープされるのもいいですね。多くの場合は、楽天銀行の預金を証券口座の預金のように使えます。

 

GMOクリック証券は比較的使いやすいのですが、コネクト口座という別口座になっていて銀行側でも資金移動の手間がかかるのが少々面倒。また、出金はいいのですが、入金に難があって、15:00〜17:00のあいだは即時入金も使えないのです。「どうせ場が閉まっているのだから」というなかれ。夕方から用事がある場合など、ここで手続きできないのは意外と面倒なのです。

 

銀証連携がされていて、一見便利そうなのにダメダメなのがSBI証券。とにかく手動で即時出金できないのが致命的です。全般に20年前のUIを引きずっていて、新機能がうまく溶け込んでいない印象です。これはなんとかならないものでしょうか。

 

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