FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で自由主義者、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

6月の優待クロス クロス・マーケティングなど記念優待は制度クロスで

6月の優待の権利付き最終日が終わりました。出だし微妙でなかなか取れないと思っていたのですが、最終的には制度クロスを使って資金目一杯(余裕は少し)まで獲得してみました。

6月一般信用クロスで取ったもの

まずは一般信用で取った銘柄です。20日銘柄のゲンキーとジョイフル本田はもう現渡を済ませていますが、末日銘柄だと、前回から増えたのはすかいらーくとパンパシくらい。あ、なぜか日興でザ・パックがちょっと出ていたので、利回りはそれほど高くありませんが、建ててあります。

 

それから早め早めということで、8月のスタジオアリスを押さえましたが、やっぱり早すぎるかなぁ。

 

 

今回は本当に日興が早くて早くて、ふと気づいたらまったく在庫がありません。大量補充も僕が見たタイミンでは終わっていて、日興で全然とれない月でした。そこで使ったのがマイナー証券です。

 

まずメディアスとマクドナルドの一部はGMOです。GMOは1日100万円まで手数料無料なので、その枠内でちびちびと建てていった感じ。

マネックスで大失敗

そしてすかいらーくはマネックスで建てました。珍しいですよね。なんと、6月後半に入っても、一般信用長期の貸株料1.1%で在庫が大量にあったのです。結局、4400株ほど売りました。

 

ところがここで大ぽかが。まずは下記を見てください。あれ?貸株料1.1%のはずなのに、諸経費がとんでもない額になっていないか?

そうなのです。最近は売買手数料なんてだいたいほぼ無料で、あんまり気にしておらず、たまに気にしても「現物100万円まで無料ね」くらいの気分。ましてや信用取引なんて、普通無料でしょう? くらいの感覚でした。ところがマネックスはものすごい手数料を取るのです。

 

とはいっても、あれ?数百円でしょう?ほらほら。信用取引だと1注文、いっても385円だよ?

そうなのです。なんと、なぜかワンショットプランではなく、一日定額プランになっていたのです。うぐぐぐ。しかし、下記の手数料表に照らしても、どうも経費の額に一致しません。これはまた後で確認してみることにします。

しかも、マネックスは手数料コースを翌月からしか変更できません。ということは、6月中にポジションを閉じるとき、またこれだけの手数料を払うことになるではありませんか!

そんなわけには、いかないので、せっせと100万円未満ずつマネックスですかいらーくを買って、現引で消し込めるように調整しました。でも、よくよく考えると、プランが変更になる7月1日まで待って、4400株をまとめて反対売買するのがベストなやり方ですね。反対側の4400株は、手数料無料で売却する方法なんていろいろあるんですから。

というわけで、本当に久しぶりにマネックスを使ったがために、なんと手数料で1万円近く払うことになったわけです。

制度信用で記念優待を取る:クロス・マーケティング

さて6月は実は記念優待がけっこうありました。当然それらの利回りは高く、一般信用はあっという間に完売しています。

クロス・マーケティングは創業20周年の記念優待を実施しており、100株8万円あまりで2000円のQUOカードですから2.4%にも達する高利回り。しかも保有株数と比例して優待が増加するという、今どき珍しい仕組みで1000株80万円で2万円のQUOカードです。これは人気必至ってやつです。

一般信用は売り切れているので、制度信用で検討です。最大逆日歩を確認すると、注意喚起が出て倍になっても1440円。なんと収益がコストを上回ります。もちろん、逆日歩がMAXまでいかなれば、大儲けです。

と、多くの人がクロス・マーケティングはノーリスクでけっこうなリターンが出るから、制度で建てようと思ったに違いありません。こういう銘柄は、当日までに売り禁になるもの。と思って、保険的に27日月曜日の朝に1000株だけ先行して建てておきました。

 

そして懸念したとおり、クロス・マーケティングはしっかり売り禁となったわけです。27日の逆日歩は0.05円なので100株あたり5円。1000株で50円。追加コストがかかったわけですが、それでもナイス判断だったと思います。ま、できれば8000株まで建てたかった感じですけど。

ベルパークも制度

ベルパークも記念優待の会社です。通常は100株1000円分のQUOカードですが、2022年は+2000円、3000円のQUOカードになります。で、こちらも注意喚起がつかなければ最大逆日歩は1840円で、集計がコストを上回ります。

最大逆日歩でリターンは0.4%を超えており、これはよいクロスです。

 

そのほか、一般信用が売り切れながら、最大逆日歩が出ても収益がコストを上回る穴吹とメディアス、コーア商事の3銘柄に関して、全力で制度クロスしました。

千趣会も欲しかったのですが、こちらは売り禁となってしまったため、もうどうしようもありません。残念至極です。

 

そんな形で、制度でクロスした銘柄は下記の通り一般クロスが少ない月になりましたが、すかいらーくとマクドナルドという大物をそこそこ押さえたことと、制度クロスで頑張ったから、まぁよしとします。マクドナルドは2100株ほど取ったのですが、手数料無料でやりくりするのがけっこうパズルでした。

7月はまたしても閑散期なので、次の戦場は8月ですね!

 

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