FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

「セゾンゴールドプレミアム」が微妙すぎる 三井住友ゴールドを意識

クレディセゾンが新しいゴールドカードとして「セゾンゴールドプレミアム」の募集を始めました。しかし、うーん。他社の特典を研究したかに見えて、ちょっと中途半端かつよろしくない方向に行ってしまっています。

セゾンゴールドプレミアムの基本スペック

まず基本スペックです。

  • Visa/JCB/アメックス
  • 年会費1万1000円
  • 基本還元率0.5%(永久不滅ポイント)
  • 海外・国内旅行保険

セゾンカードは完全ナンバーレスもありますが、こちらは裏面番号記載。アプリは必須でないということで、ここは好感もあります。タッチ決済にも対応です。Mastercardは選択できませんが、au PAYへのチャージでもセゾンカードはVisaだけでなくJCBも選べるので、Mastercardがないことで困ることはほとんどなさそうです。

100万円利用で、永年年会費無料

セゾンゴールドプレミアム、明らかに三井住友ゴールドを意識していますね。まず、年間100万円利用で年会費永年無料です。これは、年間100万円利用すると、その後の年会費がずっと無料になるという制度。三井住友ゴールドカードが初めて採用し、「100万円修行」という言葉も生まれました。

 

ただし、初年度年会費無料の三井住友カード(ただし年会費は5500円)に比べて、セゾンゴールドプレミアムは1万1000円の支払いが発生します。一応、カード利用で1万1000円分のポイントがキャッシュバックされますが、利用額の10%で上限8000円、対象利用先(携帯と電気)の利用額の30%で上限3000円という形なので、9万円の利用が必須。まぁそのくらいは使うよね? と思いつつ、少し面倒くさいです。

コンビニ利用で5%還元

コンビニ利用で最大5%還元も、三井住友ゴールドとそっくりです。ただし、三井住友ゴールドのほうが最初から5%還元なのに対し、セゾンゴールドプレミアムは利用金額に応じて還元額が決まります。

ちょっと異なるのは、対応店舗。セゾンゴールドは、ファミマとマクドナルドが対象外な代わりに、カフェチェーンに対応しています。

使う頻度でいえば、カフェチェーンはちょっとうれしいかも。ただし個人的には、ドトール系列が入っていないのが致命的。ドトールが入っていれば、強い選択肢として浮上したのですが……。

50万円ごとに+0.5%

50万円利用ごとに+0.5%というのも、三井住友ゴールドを意識しています。ただ、三井住友ゴールドのほうは、100万円で+1.0%なんですよね。こう見ると、還元率がけっこう落ちてしまいます。一応、50万円ごとに+0.5%還元なので、年間100万円で最大還元率に達する三井住友ゴールドと違い、利用額が増えても還元率が高いという利点はあります。

 

下記はわかりやすいように、還元額を比較してみました。

年間250万円を使って初めて還元率は互角に。うーん。ここまで使うなら、もっと還元率がいいカードもありますよね。または複数カードに使い分けるほうがいいです。

映画1000円の特典もあるが……

一応、三井住友ゴールドにない特典として、

  • 映画料金1000円
  • 飲食店やレジャー施設の優待(内容非公開)

があります。映画料金はちょっとうれしいけど、微妙です。

 

逆にセゾンゴールドプレミアムになくて三井住友ゴールドにあるのは、下記。

  • 旅行保険が5000万円(セゾンゴールドは1000万円)
  • 年間300万円までのショッピング補償
  • SBI証券でのカード積み立て(1%還元)

というわけで、券面がプラスチックながら金属膜の蒸着でカッコいいらしい!ということを除くと、基本的に三井住友ゴールドの劣化版です。唯一、「映画1000円」と「スタバヘビーユーザー」ならば、持つ価値もあるかもしれないな?と思います。

 

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