FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で自由主義者、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

エアドロップされたLPT(Livepeer Token)をMEWに追加してPoloniexで売却してみた

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普段Ethereumの管理には定番のMyEtherWallet(MEW)を使っています。が、iPhone上でMyEtherWalletの状況を把握するために、「ETH Explorer」というアプリを使っています。 

Ethereum Block Explorer ERC20

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 このアプリ、EthereumだけでなくERC20トークンについても自動で取得して数量と、日本円での価値も同時に表示してくれるのが特徴です。ある日、マイニングされたETHが入ってきたようなのでほかのトークンも見てみると……。

 

あれ、見慣れないLPTというトークンが入っていて、しかも日本円で1800円程度の価値になっているではないですか。

 

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LPT(Livepeer Token)とは

さっと調べてみたところ、Ethereum上で分散型のライブ配信プラットフォームのプロジェクトだそうです。ここでライブ配信を行うと、LPTトークンを受け取れます。

alis.to

なぜこのトークンが僕のMEWに入っていたのかわからないのですが、おそらくETHを持っている人に自動的にトークンを配布する、いわゆるエアドロップされたのではないかと思われます。

 

トランザクションを見ると、2018年の8月20日にDepositされていました。価格推移を見ると、比較的安定しており、1トークンあたり約7ドルで取引されているようです。

MyEtherWalletにカスタムトークンを追加する

このプロジェクトがどうなるのかは分かりませんが、1800円程度の価値があるのならなんとかしておきたいものです。まずはMyEtherWalletに入って、どんな感じか見ようとしたら表示されません。

 

ERC20系のトークンは、自動的にMyEtherWalletに表示されるものと、自分で設定しなければいけないものがあります。LPTは設定が必要なようです。

 

Add Custom Tokenを押して、「トークンのコントラクトアドレス」と「トークンシンボル」と「Decimals」の入力が必要です。これをまずは調べなくてはなりません。下記のサイトに、LPTのEthereumメインネットのアドレスとシンボル、Decimalsが書いてありました。 

forum.livepeer.org

 

  • For “Token Contract Address” use the following:

    0x58b6a8a3302369daec383334672404ee733ab239 - for Ethereum Mainnet

    0x24f56ef2fed379421bee64ecafc2bc744f72522b - for Ethereum’s Rinkeby testnet

  • This should populate the other fields with “LPT” and “18”

 

 

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 これを入力すると、無事にカスタムトークンとして追加されました。

 

Ethplorerで調べることもできる

また下記のEthplorerというサイトで、トークン名(今回はLPT)を入力すると、必要なアドレスなどが表示されるようです。

ethplorer.io

 

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こんな感じでトークンの選択肢が出るので、

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選択すると、コントラクトアドレスやシンボル名、Decimalsなどが表示されます。

 

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無事にカスタムトークンとして認識されました。

ERC20トークンを送信する

続いてはLPTの送信です。調べると、PoloniexにLPTは上場していて取引ができるようです。Poloniexにログインして、LPTのDepositアドレスを取得し、送信してみることにしました。

 

まずはMEWで「送る」−「ETHとトークンを送信」を選びます。タイプからLPTを入力して「Entire Balance」を押せば全量が設定されます。

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Poloniexの宛先アドレスを入力したら、あとは「トランザクションを送る」を押すだけです。 

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ガスリミットなどは全自動です。思ったよりも簡単でした。

 

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「Check Status on Etherscan.io」というボタンがあって、ここからトランザクション状態を確認できます。

 

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しばらくペンディングでしたが、30秒少々でステータスがSuccessに。

 

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Poloniex内のDeposit Historyでも「Pending」中となっています。

LPTを売却する

 続いては、LPTの売却です。SELL LPTからLPTの数量部分をクリックすると、全額がAmountに入ります。指値でなければ、BUYとして提示されている金額に当てていくので、「Sell」ボタンを押すとすぐに売却が完了しました。

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今回は売ってBTCに替えました。0.00412262BTCがBlanceに入っていることが分かります。

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お小遣い……というより、エアドロップトークンを取り扱うのが初めてだったので、ちょっと試してみたくてトライしました。LPTで検索しても意外にヒットするサイトが少なく、最初情報を集めるのに苦労しましたが、進めてみるとそんなに難しくないですね。

MEWのスワップ

ちなみに、MEW内に「スワップ」というメニューがあり、そこからChengellyなどを介して、簡単に両替が可能になっているようです。ただし両替所によって取扱コインは違っており、LPTについては残念ながらどの両替所もダメ。結局Poloniexに送るしかないようです。

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