FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で自由主義者、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

3%還元のVisa LINEカードの注意点と活用法

 4月14日、Visa LINE Payクレジットカード(Visa LINEカード)の申し込み開始と同時に、申請を行ったのですが、そこからはや2ヶ月弱。やっと、Visa LINE Payクレジットカードが到着しました。Twitterなどでは、申込みから一週間で来たという話もありますし、5月に入ってから申し込んだ家族のほうが先にカードが来るなど、なぜ? という感じです。

 

ともあれ、やっと届いたカードなので、使用法についていくつかチェックしていきたいと思います。

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どこにもLINEって書いてないぞ?

届いたカードを見て、あれ?と思ったのは、どこにも「LINE」の文字がないということ。これはオリンピック限定デザインだけでなく、6月から申し込み開始予定のスタンダードデザインでもそうです。さらにいうなら、発行元である三井住友カードの名前もありません。

 

あるのは唯一、Visaのみ。一応、問い合わせ先として「SUMITOMO MITSUI CARD」という文字はありますが、なんというかコールセンター扱い。これは、いろんな意味で「Visa」のカードのようです。

 

表面は、Visaのロゴとオリンピックマーク、ICチップ、Visaタッチ決済対応マーク、そしてオーナー名が記載されています。裏面には、カード番号と有効期限、CVC、改めてオーナー名、そして、箔押しのVisaのロゴです。新型三井住友カードやKyash、バンドルカードなどと同じく、表面番号レスの最新デザインになります。ちょっと気になったのは、裏面カード番号が、縦に並ぶVisaフォーマットではなく横に並んでいることくらいでしょうか。

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驚異の3%還元率

Visa LINEカードの最大の特徴は驚異の3%還元です。これまで最強の還元率を誇った「リクルートカードプラス(新規申し込み停止済み)」を超えてきました。ただし、これは初年度のみの限定特典です。当初は、「発行から1年間」という表現をしていたかと思いますが、いつの間にか「4月30日まで」に変わっていました。6月に入ってやっと届いたぼくは、1ヶ月分、損していることになります。

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この還元率でありながら、初年度年会費無料。翌年からは1375円ですが、これも年1回の利用で無料になります。基本的に年会費無料と考えていいですね。

 

ただし、注意点が一つ。このカードの還元を受けるには、LINE Payとの連携が必須だということです。いわば、LINE Payの利用促進のために高還元を実現させているわけですね。登録方法は、下記のページにありますが、カード番号をLINE Payに入力する形になります。

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Visa LINE Payクレジットカード のご利用開始手続き方法 : LINE Pay 公式ブログ

カードを利用すると、翌日から数日後に、LINEポイントで還元が通知されるようです。

還元される使い方 カード、タッチ決済、iD

3%還元が受けられる使い方には制限があります。まず、オンライン/オフラインどちらも通常通りカードを使う場合は3%還元です。また、Visaのタッチ決済(NFC TypeA/B)や、Apple Pay/Google PayにiDとして登録して支払っても3%です。

 

一方で、LINE Payに登録し、LINE Payの引き落とし先としてこのカードを指定した場合、これを「チャージ&ペイ」と呼びますが、3%還元にはなりません。こちらは、LINEの新しいポイントプログラムに沿って、1〜3%の還元となるのです。

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このレギュラーからプラチナのランクは、過去6ヶ月のポイント獲得量で決まります。プラチナは5000ポイントなので、これまでLINEワンコイン投資をやっていた人なら軽くクリアですね。3%還元の前提なら、6ヶ月間で16万6667円を利用する必要があります。ちなみに、Visa LINEカードを持っていないとプラチナにはなれません。

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ここでチャージ&ペイ、つまり従来のLINE Pay決済を使っても最大3%ならば、最初からカードで支払えばいいじゃないか? という疑問が浮かびます。この答えは、LINE Payなら、税金なども含めた各種の請求書の支払いに、コンビニで利用できるということです。現時点では、それ以外にLINE Payのコード決済を利用するメリットは見当たりません。

 

つまり利用法をまとめるとこうなります。

  • オンラインカード利用 クレカとして支払い
  • リアル店舗利用 クレカとして支払い
  • コンビニや自販機など VisaタッチやiDで支払い
  • 請求書の支払い チャージ&ペイで支払い

ポイント対象外に注意

この3%還元には、予想通り、対象外があります。注意書きとしては下記の通りです。

※ポイント還元の対象外※

・電子マネー/プリペイドカード/Walletサービス等へのチャージ
(WAON,Edy,Suica,PASMO,Kyash等)
・金融商品の購入(投資信託、証券等)
・税金/保険において、1回あたりの支払につき5万円を超える分
・国民年金保険料
・寄付
・年会費(クレジットカード年会費、ETC年会費等)
・手数料(リボ払い・分割払い手数料等)
・キャッシング
・その他、当カードの利用において指定するポイント対象外の商品/サービス

Visa LINE Payクレジットカード のご利用開始手続き方法 : LINE Pay 公式ブログ

 まず電子マネーやプリペイドカードへのチャージは対象外です。とはいっても、LINE側ですべての電子マネーを把握するのは難しいようで、ポイントが付与されてしまう電子マネーもあります。こちらはのちほど紹介します。

 

税金や保険については、1回あたり5万円が上限です。自動車税の支払いについて考察したように、5万円を超えると還元がないため、パフォーマンスが落ちてきます。ただしこちらも厳密ではないようで、5万超の税金支払いでも還元された、という報告もあるようです。

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寄付が対象外ということは、ふるさと納税に使えません。これは地味にイタイ所ですね。それ以外は、現在のところ大丈夫そう。ただし、「その他……」とあるように、すごくお得な利用法が発見されたら、随時穴は塞がれていくでしょう。最初の数ヶ月が勝負のようにも思います。

ETCカード、家族カード

そのほか、ETCカードは年会費500円ですが、初年度は無料で、翌年以降も利用があれば無料です。これも切り替え決定ですね。

 

また家族カードは年会費440円ですが、初年度は無料で、さらに一人目はずっと無料です。現時点では家族カードを作成するニーズはありませんが、場合によっては検討ですね。

 

ETC/家族カードともに、ネットサービスのVpassからの申込みになります。

 

さて、このVisa LINEカードがついに到着したことで、メインカードが、リクルートカードプラス→Kyash→Visa LINEカードと再び変更になりました。少なくとも、この1年間はメインカードとして行けるはずです。 6月末をもって政府のキャッシュレス還元は終了しますが、まだまだポイント還元競争は終わるわけではありませんね。

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