LINE Payが5月1日にポイント制度を変更します。その詳細が明らかになって、ワンコイン投資の裏技も終了となることがほぼ確定しました。これまで、週ごとに2000円を得られていたのですが、さすがに長くは続きませんね。
ワンコイン投資額もポイント対象だったが、今後はチャージ&ペイだけに
これまでは、ワンコイン投資への入金額もポイント還元の対象でした。それによって、週に1回10万円(上限額)を積み立てれば、都度2000円(2%還元)分が戻ってくるという裏技でした。
ところが、今回ポイント制度が「LINEポイントクラブ」に変更になり、ポイント還元が「チャージ&ペイ」だけになります。この「チャージ&ペイ」とは、新しい「Visa LINE Payクレジットカード」とLINE Payを紐付けて支払う方式です。つまり、下記はポイント還元対象外になりますね。
- 残高からのコード支払い
- LINE Payカード(JCBプリペイド)
- 請求書払い
- Google Pay QUICPay+
- ワンコイン投資
還元率は1〜3%
従来は、前月の獲得ポイント数で還元率が決まっていました。今後は、過去6カ月の獲得ポイントで還元率が変わります。最大の3%を実現するには、過去6カ月に5000ポイントの獲得が必要。1カ月あたりにすると834ポイントです。
834ポイントを獲得するには、1%還元なら8万3400円、3%還元なら2万7800円の決済が必要。単にLINE Pay決済をするだけでは、ちょっと高いハードルです。LINEは、そのほかにスポンサーの公式アカウウント登録でポイントを付与したり、ポイント獲得手段を増やしていますので、それらを組み合わせて使えということなのでしょう。
二重取りは不可。カード単体で使えば3%還元
なお、ポイントが還元されるチャージ&ペイは、Visa LINE PayカードからLINE Payにチャージして支払うわけですが、このとき、Visa LINE Payカード側のポイントは付きません。
つまり、カード単体でショッピングすれば3%還元で、LINE Payを経由すると1〜3%に還元率が落ちてしまうというわけです。うーん。なんかチグハグな戦略ですね。普通ならここで、二重取り可能にして、4〜6%還元とやってくると思うのですが、さすがにそれは大盤振る舞いということなのでしょうか?
残念ながら、ワンコイン投資への資金投入は終了。4月30日がちょうど木曜日で、最後の積立の曜日になるので、そこが最終となります。