木更津で稼働中の太陽光発電所1号基。7月は本当に雨ばかりで、太陽光発電家としては厳しい一ヶ月でした。どんな状況だったか確認です。
予測のなんと73%
雨によって日射量がかなり減るとは想定していましたが、発電実績は想定の73%となりました。3-7月の各月でみても、7158kWhと絶対発電量が最も小さい一ヶ月でした。
3-7月の発電量全体で見ても、想定の89.7%と大きくミスしています。
日照時間はわずか59時間
これはよほど太陽が出ていなかったんだろうな……と思い、気象庁データを見ると、なんと7月の木更津日照時間はわずか59時間。だいたい日の出から日の入りまでが14時間半程度ですから、少なさが分かります。
やはり日照時間の少なかった19年と比べても3割くらい下回っています。最も多く発電した4月の、たった3割の日照時間です。それでも発電量が7割減とはなっていないのは、日射量がそれなりにあったためなのか、過積載によってピークがカットされている影響か。ともあれ、少ないということは分かります。
月次のCFがついに赤字に
これだけ発電量が減るとさすがに売電収入も少なく、7月分は売電収入でローンの返済を賄うことができませんでした。粗利でわずかにマイナスです。まぁ仕方ない。
ちなみに、公庫の10年返済なので、一般的な15年返済に比べてかなり月次の返済額は厳しい状況にはなっています。実際には、ローン返済以外に、固定資産税や草刈り費用、パワコン電気代などもあるのでさらにマイナスにはなりますが、3-7月では十分にプラスのCFになっています。
8月の発電に期待
8月に入って梅雨があけ、毎日ものすごい猛暑です。暑いことは太陽光発電にはネガティブだそうなのですが、これだけ毎日が晴れていれば、きっとガンガン発電してくれることでしょう。
まもなく2号基の工事も完了します。暑い夏は発電の夏。こうした実際のブツが稼働して稼いでくれるという状況は、株式のようなペーパーアセットでは味わえない醍醐味ですね。早くガンガン発電所が稼働しないかな、と楽しみにしています。