FIer: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIerを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

楽天モバイルより安くてドコモ網 IIJのギガプランの研究

IIJが満を持して新プラン「IIJmioギガプラン」を発表しました。大手キャリアの2980円攻勢に、どのMVNOも価格戦略の再構築を迫られています。各社工夫を凝らすなか、IIJmioはなかなか面白いプランで攻めてきました。

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絶妙に楽天モバイルよりも安い

まずは料金プランの概略から。楽天モバイルのような段階性ではなく、事前にデータ容量を決め、それを超えるとスピードが300kbpsに落ちる仕組みです。並べてみると、どのような状況でも、微妙に最安になるような設定になっていることが分かります*1

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1GB未満の場合、ゼロ円という楽天モバイルにはかないませんが、その後のデータ容量を見ると、価格をうまく抑えています。

価格構造を分解する

驚くべきは、この価格はデータ専用ではなく音声込みだということです。上記の価格を分解すると、音声回線料金+データ容量という構造になっています。音声回線料を580円として、そこに1GBあたり100円を乗せたものが料金になっていると見ると、だいたいの構造が分かります。

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8GBまでは580円+データ容量 x 100円で成り立っているのですが、15GB以降は割引が入ります。20BGプランなら、計算式から27%を割り引いた料金になっているということです。

最大の特徴は、シェアと繰り越し

そして最大の特徴は、同一契約内での容量シェアと、余った容量の繰り越しです。どういうことかというと、家族3人で、2GB x 3回線を持った場合、合計6GBを3人で自由に使えるということです。いつどのくらいの容量を使うかは人によって違うので、容量は余ってしまったり足りなくなったりしがちなのですが、複数人で分け合うことで、より平均的に利用できるようになります。

 

さらに、それでも余った容量は翌月に繰り越しが可能です。翌々月には繰り越せないのですが、それでも便利。期間の違いによるデータ利用量の平準化に対応できます。

 

とはいえ、これは既存のファミリーシェアプランも同じ。では、比較してみるとどうでしょうか。現在のファミリーシェアプランは、さまざまな割引が入ってしまっているので、基本プランで見ると、3260円で12GBという構成です。そこに2枚目以降は音声回線代700円が追加になります。

 

音声回線700円+ データ容量 x 213円 で計算すると、だいたい現在のファミリーシェアプランの料金になります。現在は+2GB増量中なので、それを踏まえて計算するとデータ容量単価は183円という感じになります。

 

音声回線代が700円から580円に、データ容量単価を183円から100円に引き下げているわけで、これはよく頑張りました。

ファミリーシェアプランに変わる最適な組み合わせは?

ではぼくのように現在ファミリーシェアプランを使っている人の場合、どんなギガプランの組み合わせがいいでしょうか? 1人から4人まで、ファミリーシェアプランとそれに相当するギガプランで料金を計算してみました。「12GB」のほうは各種割引なし、「14GB」のほうは、12カ月間増量+割引を加味したものです。

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  なるほど、見事にギガプランの料金は圧倒的です。4人で合計14GBを使えるのに、3140円3730円という料金は圧倒的ですね。ライトユーザーの場合、IIJの料金はかなり魅力的です。※4人の項目が3人分の計算になっていました。訂正します

楽天モバイルかIIJか

このIIJの新プランは4月から。そして6月には5Gにも対応(無料)します。では、直近はどのような構成がいいのでしょうか? ぼくは次の作戦で考えています。

  1. 楽天モバイル(1年間無料)+IIJギガプラン2GB
  2. 楽天モバイル(1年間無料)+IIJギガプラン2GB
  3. IIJギガプラン2GB
  4. IIJギガプラン2GB
  5. IIJギガプラン2GB 
  6. 楽天モバイル(1年間無料)

現在家族含めて6回線を運用しているのですが、楽天モバイルの1年無料を使わない手はありません。メイン端末は楽天モバイルのeSIMを使ってサブ回線として使い、IIJギガプランの最小容量を使います。IIJは音声通話定額がオプションなのと、通常通話料金が高いのがネックですが、ここはRakuten LINKを使って無料通話を実現させます。

 

子どもの端末はIIJギガプランでいいですね。現在、ドコモとLINEモバイルで運用していますが、IIJのほうが料金が下がります。また、サブ回線は楽天モバイルを単体で利用します。

 

この場合、楽天モバイルが圏外の場所でも、合計10GBをドコモ回線で利用できることになります。シェアできて、余ったら翌月に繰り越せるわけで、まったくもって十分です。

 

楽天モバイルの無料期間が終了したら、IIJギガプランの容量を増加させることも検討です。おそらくドコモの5Gが利用できるようになるので、これはこれで悪くありません。また、楽天モバイルは音声通話専用に残すことになるでしょう。激動のモバイル業界ですから、1年後にはまた別の魅力的なプランが出てくるはず。いまのところの方針は固まりました。

 

www.kuzyofire.com

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*1:日本通信も魅力的じゃない?という声もあると思います。実はぼくが最初に利用した格安SIMが日本通信でした。そして、サポートの酷さに辟易してさっさと辞めたという経緯があります。トラブルなしなら別にサポートは重要ではないのですが、なにかあったときに困ったことになります。モバイル回線は現代のライフライン。コストは抑えつつも、回線品質とサポートは手を抜けません。その意味では、ドコモ回線を利用するIIJはけっこういいバランスだと思って愛用しています。