FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

インカムゲインCF 対生活費101%死守 【2022年7月】

毎月恒例のインカムゲインCFの状況です。総資産から入ってくるキャッシュフローについて、その額の推移、また月間平均生活費に対して何%くらいなのかをまとめています。

7月のインカムゲインCF

7月のインカムゲインCFは、過去最高を記録した6月からはちょっと減少。太陽光がさらに伸びた代わりに、配当は少し減りました。そして低位安定となってしまっているのが不動産です。一部屋埋まったら、別の部屋が空くという感じで、常に空きが出ている感じ。

配当の中身はほぼARCCのみです。7月の配当は0.45ドルで、直近の株価20.15ドルに対しては2.23%。ARCCは年4回基本配当しているので、4倍すると8.9%となっています。配当額は順調に伸び続けており、それに比例して株価も上昇しています。

現在は国内証券会社では購入できなくなってしまったARCCですが、たいへん素晴らしい銘柄だと、今でも思っています。

 

太陽光の状況については下記にまとめています。

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CFレベルは101%

月間平均生活費に対して、資産からのCFがどのくらいの比率になるのを表すCFレベルは101%でした。かろうじて、生活費を上回った感じです。

 

このところの難しい相場に際して、やはりもう少し資産のボラティリティを抑え、インカムゲインに振るのがよいかもしれないと思うようになってきており、このCFレベルをもう少し重視しようという気持ちも湧いてきています。

インカムゲイン利回り

最後に、総資産に対するインカムゲインの利回りです。2021年よりは当然好調に推移しており、1年の58%が終わった段階で、総資産に対する利回りは1.59%になっています。このペースが続けば、2.72%の利回りが得られる見込みだということです。

ちなみに、現在の総資産と生活費の関係からいうと、インカムゲインCFだけで生活しようと思ったら3.07%の利回りが必要です。逆数を取ると、総資産は年間生活費の32.5倍(FI倍率)だということです。

 

僕のポートフォリオは下記のようになっていて、オルタナティブとヘッジは全くインカムゲインCFを生んでいません。また株式についても、3割程度は配当ゼロの企業で、残りもインデックス中心であり、配当系銘柄は全く入れていません。唯一の配当狙いであるARCCは、下記の中では「債券」セグメントに入れています。

 

というわけで、インカムゲインをあまり重視していないポートフォリオにも関わらず、2.7%程度のCFが出るならば、これはこれはいいことです。

 

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