FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

クランプメーターで太陽光発電所の発電チェック

太陽光発電所の発電量がちょっと落ちてきたな? と感じたとき、やっぱり気になるのは「ちゃんと発電してるの?」という点です。そこでケーブルの電流量を測れるクランプメーターを購入してチェックしてみました。

クランプメーターとは?

今回購入したのは下記のクランプメーター「HT206D」です。正確性は完璧ではないものの、ちゃんと発電できているかどうかをチェックするには十分。太陽光発電家の中で、最もポピュラーな低価格クランプメーターです。だいたい5000円以下で買えるかと思います。

さてクランプメーターとは何かというと、電流などを測る機械です。端的にいえば、発電所のソーラーパネルから出ているケーブルを挟み込むと、何アンペア流れているかが表示されます。

何がいいかというと、測るのにケーブルを切ったりしないでいいということ。挟み込めばOKなのです。

設定方法と使い方

では太陽光発電家は、クランプメーターをどう使えばいいのでしょうか。あまり情報がなかったので、簡単にまとめました。

 

まずロータリースイッチを回し、「OFF」から「600A」か「60A」を選択します。これは最大電流を示していて、600Aを選べば600Aまで測れるし、60Aを選べば最大電流の上限が60Aになるものの多少精密に計測できます。太陽光発電パネルは数A程度なのでここは60Aを選択します。

 

次に「Z/F」ボタンを押して「DC」を選択します。DCとは直流、ACとは交流ですね。太陽光発電パネルは直流で発電し、それをパワコンに流し込んで、パワコンが交流に変換して、系統に接続します。というわけで、パネルから出ているケーブルの電流を測定するならDCを使います。

 

挟み込むときは、向きに注意です。表側がプラスで、裏側がマイナス。つまり、電流が出ている方を表から入れて、裏側に抜けるようにするのが基本です。まぁ逆に挟んでも、電流がマイナスで表示されるだけなので、5A程度ならどっちでも大丈夫そうです。ここがプラスかマイナスかで、電流がどちらに流れているか、いわゆる極性を判断できます。

 

挟み込むと、その時点の電流をリアルタイムに表示しますが、中央の「MAX/MIN」ボタンを押してモードを変えれば、最高電流、最低電流を表示させることも可能です。

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キットの内容

さて、クランプメーター「HT206D」はDCだけでなくACも測定可能。HT206Aは交流のみで直流が測れないので、間違わなないように注意です。またHT208Dは1000Aまで測れるようですが、ここまではいらないと思います。また、抵抗や静電容量なども測ることができるようですが、正直これはよく分かりません。

また本体以外に、テスターとして使えるリード線とアース線も入っています。

幸い断線はなかった

今回、筑西発電所のケーブルを一通りつまんで電流をチェックしてみました。幸いなことに、断線などは見当たらず。晴れていた日でしたが、4〜5A程度の電流が流れていました。

 

しかし、はてなんでソーラーパネルが5A前後なのか、実はよくわかっていません。というか、電気系は全然知識がないことに気づいたので、そのうちにちょっと勉強したいなと思う今日このごろでした。

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