FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

12月の生活費はどれだけだったか? 短期バケツをチェックする

現在、バケツ戦略で資産の管理を始めています。リタイア後のバケツ戦略において重要なのは、(1)生活費(2)資産からの現金収入(3)資産のリターンの3つ。今回は、その一つ目となる「生活費」について見ていきます。

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12月の生活費はまぁまぁ

2023年12月の生活費について、遅ればせながらまとめました。相変わらず縦軸に数字が入っていなくてすみません。資産額と同様具体的な生活費を出すつもりはありません。でも、その推移を見れば、今回の記事の用は十分に足りるので、そういうことで。

 

12月はまぁまぁ生活費が少なくて済みました。平均以下です。

では、この生活費をどうやってカバーしたのかも見ていきます。その方法は3つです。ちなみに資産からのインカムゲインは売上ではなくローンとか諸費用控除後の数字です。

  1. 資産の取り崩し
  2. 資産からのインカムゲイン(配当や太陽光売電収入、不動産賃料など)
  3. 副業の収入

数字は(2)のインカムゲインで生活費のどれくらいをカバーできたか? になります。12月を見ると、赤のインカムゲインだけで97%をカバーできました。そこに副業収入もあったので、資産減少額はマイナス=入金したことになります。

つまり、稼ぎすぎたって感じですね。

資産の取り崩しペースは年間2.7%

この生活費をもとに、資産の取り崩しペースをみていきます。よく4%ルールなんていうように、資産の4%ずつ取り崩せば、全く運用しなくても資産は25年保つことになります。逆にいうと年率4%のペースで資産が成長しているなら、資産は減りも増えもしないことになります。

 

ぼくの場合、生活費から副業収入を引いた残りが資産から出ています。正確にはインカムゲインCFと株式などの取り崩しですが、どちらも資産がソースになっていることは違いありません。給与とか副業とかだけで生活しているなら、インカムゲインCFは再投資されますし、株式も取り崩す必要がないからです。

 

では、どのくらいのペースで取り崩しているのかというのがこちらです。12月は年率換算で1.2%の取り崩しペースでした。FIRE後の5ヶ月を均すと、2.7%のペースとなります。

現状、インカムゲインだけで2.36%の利回りを出しているので、ほぼほぼそれで足りているというか、株式などを売る必要なく回っているという感じ。

FI倍率は37倍に

さてこの取り崩し率の逆数が、資産が年間生活費の何倍あるか? を示すFI倍率です。12月はたいへん好成績で単月だと(年率換算で)86倍まで上昇しました。平均すると、現在の資産は年間生活費の37倍あることになります。

正直、夏は旅行に行ったりなにか買ったり?でけっこう生活費がかさみました。その結果、単月では年間生活費の21倍しか資産がないことになり、ちょっと不安も感じたのですが、その後生活費が平常モードに戻ったこと、また昨今の株高で資産額が膨らんだことで、FI倍率は37倍まで回復しています。

 

もう一つ、上記のFI倍率は生活費から副業収入を引いて算出しています。そのため、副業を完全に止めてしまうと倍率は悪化するはずです。ぼくは一応FIを自称しているので、副業は完全に趣味。全くやらなくても生活には問題ない想定で設計しています。そのため、副業なしFI倍率も見ておきましょう。

 

このように、平均して30.1倍。つまり、このブログから広告をすべて外し、たまに引き受けているフリーランスとしての仕事も全部辞めると、運用なしで30年分の資産があるということです。

というわけで、バケツ戦略における重要管理事項その1となる「生活費」についてチェックしました。次回はその2「資産からの収入」についてチェックしたいと思います。

 

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