1月の権利落ち日が過ぎました。今年最初の優待クロスは、積水ハウスとベステラです。積水ハウスは制度で、ベステラは現物裸で突撃してみましたが、さて結果は?
1月取得銘柄
1月取得銘柄は次の2つです。
- ベステラ(1433) 1.84%/P優待クラブ30000
- 積水ハウス(1928) 0.05%/米5kg
この2つの共通点はいずれも最大パフォーマンスを得られるのが1000株というところ。ベステラは1000株で3万ポイントになります。積水ハウスは1000株が優待取得条件なので、1000株。
で、ベステラは株価1020円程度なので、1000株で100万円ちょっと。積水ハウスは株価3300円くらいなので1000株で330万円必要です。とにかく金がかかる。それが1月の優待というわけです。
今回はいずれも7名義取りました。つまり3000万円ちょっと必要になったわけで、確かにこれは大金ですね。2月の銘柄の早取りしている分もあるので、最近は常に現金が不足気味です。
制度クロス答え合わせ
では制度で取った積水ハウスの答え合わせです。
- 積水ハウス(1928)
- 差額配当(9036)− 手数料(221)− 逆日歩(5250)→3565
差額としてもらえる配当が9036円。逆日歩は5.25円だったので1000株で5250円です。うん。これは想定どおり大勝利。逆日歩を上回る差額配当を得て、さらにお米5kgももらえます。
積水ハウスは1名義340万円もかかる割にリターンは小さめですが、美味しい投資ですね。また楽天とSBIの手数料無料化によって、全名義でこういった単価の高い株を買えるようになったのもいいことです。
問題の裸現物、ベステラ
さて問題はベステラです。こちら、一般信用はほぼ売り切れて取れない一方、制度信用も毎度売り禁になるのが早く、仮に制度で立てたとしても、逆日歩は17.6円(MAX)と高額になりました。1000株だと実に17,600円もの支払いです。
こういった優待人気銘柄は、早めに取得すればジリジリ株価が上昇するはず……。そんなアノマリに賭けて、今回は早期に現物を取得しました。購入は1月9日、買値は1084円です。
ところが、そこから上がるどころかぐんぐん下がるではないですか!さらに権利落ちで、1069円→1018円と51円も下落。まぁ配当落ちでもあるので下がるのは分かるのですが、配当は10円です。51円も落ちるってどーいうこと?
そんなわけで、1084円で買って1018円と66円もマイナス。1000株なので66,000円。それが7名義なので、あー。もう破産です。ベステラってどんな会社かさえ知らないので、長期間保有する気分にはなりません。なんとか買値まで戻ってくれたら、ヤレヤレ売りする感じでしょうか。
クロス民なのに、下手に現物に手を出すものじゃありませんね。