現在、バケツ戦略で資産の管理を始めています。リタイア後のバケツ戦略において重要なのは、(1)生活費(2)資産からの現金収入(3)資産のリターンの3つ。今回は1月の生活費について。
- 1月の生活費(本記事)
- 1月の資産からの現金収入
- 1月の資産からのリターン
1月は平均をちょい超える
1月の生活費は、過去平均をちょっと超えました。ちなみに8月から生活費を出しているのは、そのタイミングで完全FIREしたから。
何に使ったのかの内訳は下記の通り。家賃が3割、現金利用が1割、あとはカードの引き落とし。費目別もマネフォを見れば分かりますが、いまや個別の費目を見て「これは使いすぎ!」とかして節約を目指すモードではないので、あまり気にしないようにします。現金がそこそこあるのは、先日の旅行で宿泊費がかかったからでしょう。きっと。
生活費を上回る収入
では平均並みだった生活費に対して収入がどうだったかというと、かなり多めでした。資産からの配当や家賃収入、太陽光収入などのインカムゲインは、生活費の42%に相当する額でした。さらに副業などの収入がけっこうあって、1月は生活費を上回る入金がありました。
つまり先月に引き続き、黒字で現金が増えてしまった形です。もっとも、黒字幅よりもインカムゲインのほうが大きいので、実質的には取り崩しなのは変わりません。
東京都から知事のバラマキ施策である「018サポート給付金」が12万円入金されたのもそこそこ影響がありましたが、年末にいろいろ働いてしまったのが大きいかも。せっかくFIREしたのに、あんまり働いてはいけません。まぁ一日の半分以上は遊んでますけど。
FI倍率は143倍の高みに
では生活費から副業などの収入を引いた「実質生活費」が、資産のどれくらいを取り崩しているか計算してみましょう。資産額は最新数値を使い、取り崩し率は年率です。すると1月は0.7%、FIRE後の平均では2.0%となりました。
この逆数は資産が生活費の何年分あるかを示す「FI倍率=資産寿命」になります。1月は143年分、平均では49.5年分となりました。これは全く運用しなくても、現在持っている資産額で約50年暮らしていけるという意味です。
もっとも、これは副業を計算に入れています。そこで副業収入などを除いて計算してみました。すると1月は31.9年分、平均すると33.5年分というFI倍率になりました。いまやっているブログ(広告費収入とかが僅かですがあります)とか、請負の副業とかを全部やめても、33年分の資産があるということです。
逆数にすると2.98%となるので、税引き後リターンが年率2.98%あれば、資産は減らずにずっと生活費が賄えるということでもあります。
資産を50年後にはゼロにする
というわけで、このままでは資産は増えるばかり。ちなみに、50年後に資産ゼロにして「DIE WITH ZERO」とするにはリターン以上のペースで使っていく必要があります。仮に4%の税引き後リターンが得られる場合、初期資産の4.66%分の金額を毎年使っていけば、ちゃんと50年で資産をゼロにできます。
想定年間リターンと、資産をゼロにできる年間取り崩し額(初期資産に対するパーセント)をチャートにしたのがこちらです。