先日、「資産1000万円到達したときの年齢と年収を教えて」というXのポストを見て、「えっと。資産1000万円になったのっていつだっけ?」と思って過去の日記などを見直してみました。すると、けっこう面白かったので、まとめてみました。
あれ?資産1000万円超えたのいつだっけ?
— セミリタイア九条 🌐📈☀ (@kuzyofire) 2024年5月21日
と思って、過去のデータをひっくり返してみたら、結構面白かったので、後で記事にしてみる https://t.co/EwEoInfrRk
資産1000万円に到達したのはいつか?
ぼくは基本資産額などを公表していないのですが、このお題だと金額を書かないわけにはいきません。資産額を年1〜2回、集計してメモしてあるのは2007年からで、それ以前の明確なメモはありませんでした。
でも昔の日記を読み返してみたら、たまーに貯蓄額とか資産額に対する記載があるんですね。100万とか節目に達したときに書かれていたり、将来のこととかライフプラン的なことを考えたときに「今◯◯万円あるから……」とか記載されていたり。全般にいえるのは、まぁ資産額なんてあんまり気にしていなかったということです。
ともあれ、その少ない情報をもとにグラフにしてみました。貯蓄0のときのことは明確に日記にも書かれていました。そこから1年でやっと50万円貯め、翌年は100万円に到達。このときすごく嬉しかったことが書かれていました。
時は流れ5年が経過。資産額は500万円を突破します。このときも相当貯まったなぁと思ったわけですが、ここから増加ペースは加速していきました。1000万円到達のことは明確には記載がなかったのですが、7年目の後半のようです。
ぼくだって10万、20万と数え「やった100万円到達!」とか思いながら、8年近くかかってやっと1000万円に到達したということです。
資産1億円に到達したのはいつか?
1000万円に到達するまで8年というのを書いてみたので、ついでに1億円到達のタイミングも書いてみます。「あれ?九条さんって資産1億円超えてたの?」。そうなんです。1億円は超えていました。
はい。こちらが1億円までの推移。8年で1000万円に到達し、12年目には5000万円、14年目で1億円に到達しました。実際にはここまでの途中のある年からは毎年資産額をメモしているのでもっと詳細も分かるのですが、敢えてぼかしています。
これをすごい伸び!と思うでしょうか。いや僕も最初に見たときはすげー急角度で伸びてるじゃん、ぼくはもしかして天才か? とか思ったのですが、グラフを作り直すと「まーこんなものかな」という気持ちになりました。
下記は縦軸を対数にしたものです。ちょっと弓なりですがだいたいまっすぐなのがわかります。要するに毎年ほぼ一定率で複利で資産が増加していった結果がこれだということです。
最近までの資産の推移
さて最後に直近の資産と給与の推移を見て締めにしたいと思います。下記が直近20年の給与額と資産額の推移です。このどこかで資産1億円に到達したわけです。
まぁ言えるのは、1000万とか1億とか言うと、縁遠い世界の話のように聞こえるものですが、着実に入金して運用していれば、特に後半は驚くほどのペースで資産は増えていくものです。
いまでこそ、1日で昔の年収分くらいの資産変動があったりもするわけですが、当初は1年で50万円貯めるのがやっとの生活をしていたことを思い出しました。資産の加速を感じ始めたのは、やっぱり1000万円を超えたあたりからでしょうか。2年程度で倍増しているのですから、入金力も相場もたいへん良かったのでしょう。
そんなわけで、まだ資産が少ない人も積み上げていけば、複利運用は裏切りません。一気に2倍3倍にしようとしてリスクの高い投資をしなくても、全然資産は増加するものなのです。