年がら年中50%オフをやっているような気がしていますが、再びKindle本が50%ポイント還元中です。期間は12月17日まで。年末年始に本を読むならいいチャンスですね。
その中から、当資本をいくつかピックアップしてみます。
- ファクトフルネス
- 勝ち組投資家になりたいなら統計を読め!
- 投資で一番大切な20の教え
- お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方
- 財務3表一体理解法
- FIRE 最速で経済的自立を実現する方法
- ほったらかし投資術
- マネーロンダリング
- ブロックチェーン革命
- おまけ:本当の自由を手に入れるお金の大学
ファクトフルネス
5月にあった日経のKindle50%オフキャンペーンで買った「ファクトフルネス」がまた50%還元です。世界を、貧困国と先進富裕国に分けて考えるステレオタイプな見方から、5段階くらいに世界の豊かさは別れている……という、いってみれば当たり前だけれど、データでみないと理解しにくかったことを丁寧に説明してくれた本です。
そして、世の中はどんどん良くなっています。その昔(2003年)に「環境危機をあおってはいけない」というこれまたよくできた本がありましたが、このときからひたすら危機を煽るメディアという構図は変わっていないようです。
FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
- 作者:ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド
- 発売日: 2019/01/01
- メディア: Kindle版
勝ち組投資家になりたいなら統計を読め!
この本は、ちょうど昨日書評を書いたところですね。50%還元中だったとは。。それほど難しくなく読めるので、おすすめです。
投資で一番大切な20の教え
ハワード・マークスは、すべてはサイクルで動くという王道の投資家です。一般的なジャンルでいえばバリュー投資家にあたるのでしょうが、世の中のさまざまな動きは上がり過ぎと下がり過ぎの繰り返しで成り立っているという見方は、レイ・ダリオの債務循環論で見られます。
ハワード・マークスの著書にはもう少し大部の「市場サイクルを極める」もありますが、こちらの「投資で一番大切な20の教え」のほうが軽く読めるのではないでしょうか。
お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方
こちら本は、実は今をときめく橘玲氏の実質的なデビュー作です。1999年に「海外投資を楽しむ会『ゴミ投資家のための人生設計入門』」としてグループで出した本を、追記編集したのが本書です。
多少古さも感じるところがありますが、20年前にこの視点を持っていたことはさすがですし、今読んでもコンセプトには古さを感じません。
財務3表一体理解法
ちょっと懐かしいなと思って取り上げました。「財務3表一体理解法」です。ぼくが読んだのは増補改訂ではないオリジナルの方ですが、投資家ならずとも財務3表はなんとなくでも意味が分かるようになっておいたほうがいいですね。経営的な仕事をするときは必ず見ることになるものですから。
FIRE 最速で経済的自立を実現する方法
こちらはFIREムーブメントの成功談の1つ。初期に読みましたが、うーん。投資の話というよりビジネスの話であり、半ば偶然の結果のように思える話が多かったのが玉に瑕。それから米国独特な話が多いのも微妙ですね。
ほったらかし投資術
水瀬ケンイチ氏のこちらの著書は、「ウォール街のランダムウォーカー」を元に、普通の日本人が実践的に投資を行うならこうすればいい、ということを平易に書いた一冊だと思っています。
深さを求めるなら「ウォール街のランダムウォーカー」を。そしてもっと軽く読みたいなら、「お金は寝かせて増やしなさい」が良いのではないでしょうか。本書は「インデックス投資実践ガイド」とあるように、中間向けです。
マネーロンダリング
こちらは橘玲氏の小説。年末年始に小説でも……という投資家の方におすすめします。普通に面白いです。
ブロックチェーン革命
野口悠紀雄先生は経済学者でありながら、昔は「超」整理手帳、最近はブロックチェーンと仮想通貨の人なわけですが、この「ブロックチェーン革命」は早期にDAOの可能性について言及したという意味で、ぼくの大好きな本の1つです。
おまけ:本当の自由を手に入れるお金の大学
こちらはTwitterでよく話題に聞いた「お金の大学」です。ぼくは残念ながら未読ですが、夏に出たばかりのこんな本も50%オフで買えるということで、ご紹介。