いまはクレジットカードから各種コード決済まで入り乱れていて、さらに各種キャンペーンが随時登場するなど、お店に入っても「今ここで一番お得な支払方法はなんなんだろう?」といつも悩んでしまいます。こんな悩みは誰しもが抱えているようで、それをすっきりと解決してくれるアプリが登場していました。「AI-credit」です。
その店舗の最もお得な支払方法が分かる
このアプリの使い方は、下記の画面を見れば一目瞭然です。地図からいまいる店舗を選ぶと、その店舗で最も還元率の高い支払方法が表示されます。今行われているキャンペーンも含めて表示されるので、取り逃しがありません。
実は、セブンイレブンで支払う場合、三井住友カード(NL)を使ってNFC決済をすると5%還元なので、それが最良だと思っていたのですが、なんとセブンイレブンアプリの会員コードの提示も併せて行うと、還元率は5.5%までアップするんですね。このアプリを使って初めて知りました。
Visa LINE Payカードは2%還元ですが、これをd払いの支払カードに指定すると、d払いの+0.5%が上乗せされて2.5%還元になります。このことを指摘しているサイトは意外に少ないのですが、LINEクレカは裸で使うのではなく、できるだけd払いと組み合わせるべきだということが一目瞭然で分かります。
もっとも、Kyashや6gramには対応していますが、さすがにTOYOTA Walletには対応していません。なので、リクルートカード→Kyash→TOYOTA Wallet→iD決済のような複雑なルートはさすがに表示されません。
絵は使い回しではありますが、それぞれの店舗ごとに、具体的に何を行うとどのような還元があるのかがマンガで紹介されていて、たいへん分かりやすい。よく練られたサービスです。
手持ちのカードやステージを登録できる
AI-Creditは無料で利用でき、特に会員登録も不要です。が、会員登録して手持ちのカードや利用できるコード決済、また各決済方法の「ステージ」を登録しておけば、それを反映して計算してくれるので、便利です。
AmazonやPayPayモール、メルカリなどのオンラインショップについても、同様にその時点で最もお得な支払方法を表示してくれます。これまで、僕の記事も含めて、「いまこんなキャンペーンをやっているから、こういう支払方法がお得!」というコンテンツはいろいろありましたが、さまざまなものを網羅的に表示してくれるAI-Creditは画期的です。
最近お得なカードも確認できる
別の使い方としては、手持ちのカードや決済方法に限定しないでお得な支払方法を表示させ、「あ、このカードを持っていればもっとお得になるんだ」とか、「こんなお得なコード決済サービスがあるんだ」という気づきを得るためにも使えます。
各支払方法の末尾には、カードであれば申込ページへのリンクが張ってあり、おそらくこれがアフィリエイトとなってアプリ運営の原資になっているのでしょう。
AI-Credit自体にもクーポン機能があって、上乗せで割引を追加することもできます。残念ながら、他の決済サービスが提供しているクーポンまでは反映されないので、そこはいくつか比較検討しなくてはいけません(例えば、現在メルペイはココカラファインで200円引きのクーポンを提供していますが、これはAI-Creditには出てきません)。
しかしまぁ便利なアプリが出てきたものです。あとは、しっかり事業を継続してもらい、大量に押し寄せるキャンペーンに随時対応して更新していってくれることを願うばかりです。