3月に各社はクレカ積立の月間上限を10万円に引き上げるとともに、その際の還元率をどうするかの対応に追われました。還元率を下げた(三井住友カード)ところもあれば、5万円以降段階的に削減、10万円でもそのまま、などさまざまでしたが、5万円以降は付与しないとしたのがPayPay証券&PayPayカードです。ところが今回それを改め、10万円積立で0.7%還元としました。
要するにカードで10万円積み立てれば0.7%還元
PayPay証券の積立と還元はちょっとややこしくて、PayPayカード、PayPay残高、PayPayポイントと複数の支払い方法を組み合わせることができます。これまで、PayPayカードの場合で0.7%還元(5万円積立で350pt)、別途残高とポイントの積立は0.5%(5万円積立で250pt)と、ちょっと複雑でした。
これを集約し、還元率は変えないものの、合計で700ptに還元額をアップしました。つまり、クレカで10万円積み立てれば、還元率0.7%、700ptが還元されることになります。
これを表にすると下記のようになりますが、あまり難しく考えず、PayPayカードで10万円積み立てればOKです。還元率が0.7%なのですから。
クレカ積立の各社還元率
PayPay証券が還元率をアップさせたことで、各社の還元率は次のようになりました。最高還元率はauカブコムの1%。修行済み三井住友カードゴールドは1%還元ですが、年間100万円以上のショッピング利用が条件です。またプラチナプリファードは500万円以上利用してこの還元率になります。
次点がマネックスの0.72%なので、PayPayカードの0.7%はいいところに躍り出た感じですね。