毎月恒例のアセットアロケーション、2018年4月版です。下記は種類別の増減です。
IEFは残存期間7年以上10年未満の米国債で構成されるETFです。過去12ヶ月の分配金利回りで1.93%、ベータが-0.19と株式と連動しない債券ETFです。実行デュレーションは7.48年となっています。
MBBは住宅ローンを証券化したモーゲージ債に投資するETFです。過去12ヶ月の分配金利回りで2.41%、ベータが-0.06と株式と連動しない債券ETFです。実行デュレーションは5.08年となっています。
今後の米国株の調整の可能性を見込んで、債券系のETFを買い7%程度まで比率を増加させました。PFFおよびIEF、MBBというポートフォリオです。ところが買い増しの直後に、米長期金利3%越え(つまり債券価格の低下)がおき、いきなりマイナスです。
キャッシュポジションが6%から2.4%までさらに減少してしまっています。代わりに仮想通貨の比率が6%程度まで上昇しました。国内株比率は40%とたいへん大きいので、早く売却してリバランスしたいところですが、まだ実行できていません。
Bfは仮想通貨。岡三証券ではFTSE100のCFDを保持していますが、こちらも大きく伸びました。
通貨別ではドル比率は変わらず。円比率が減少し、仮想通貨比率が6%まで増加しました。ドル円レートは、106円から109円まで円安に動き(2.8%)ドル資産が2.8%かさ上げとなりました。
かなり株式に調整が入った印象のあった4月だったのですが、集計してみると総計で6%アップ。仮想通貨の値上がりがあったとはいえ、かなり順調です。とはいえ、現金比率を上昇させる方針なのに、逆に減少させてしまい、言っていることとやっていることが違います。
昨年はちょうどこのGWあたりから仮想通貨の継続的な上昇が始まりました。だからといって今年も同じようになるわけではないのですが、コインチェックの不祥事も補償やマネックスによる買収など落ち着きを見せ、確定申告のための売りも一巡しました。期待が持てるかもしれません。仮想通貨比率が少し高すぎるので、現金化したいところですが税金を考えると少々悩みもあります。
※ポートフォリオ計算上の注意点
・401kや各種貯蓄性保険、また生活資金としての現金は含みません
・日本債券には、ソーシャルレンディング、および投資性のFXポジションを含みます
・外国債券には、米国優先株式ETF(PFF)とハイイールド債を含みます
・オルタナティブには貴金属およびVIX投資を含みます
・現金には、現金、MMFを含みます。証拠金含むFXポジションを含む場合があります
↓前回のアセットアロケーションはこちら。