恒例のアセットアロケーション報告です。もろもろ差し引きあって、先月から総資産は3%増加しました。
アセットアロケーションとしては、現金比率が約2倍となり、米ドル含め7%が現金です。FXアーブで運用している分を流動性資産とみなすと、流動性資産で10%程度となりました。
伸びた資産クラスは海外ETFが3%増加、GAFAを中心とした海外ハイテク株も2%の増加です。また下がり基調だった仮想通貨が、bitcoinの持ち直しによって久しぶりに26%増加しました。
一方で、比率の高い国内株式が6%も下落し、全体の重しとなりました。
資産別の騰落率では、bitcoinが37%の増加となりトップ、ほか仮想通貨が2桁%の増加となりました。Google、Amazonは月間でも9%、4%伸びしっかり。下落していた消費財セクターETFのXLPも今月は上昇しました。
下落幅が大きかったのはTeslaとFacebookです。Facebookは決算の不調を機に、Teslaは資金繰り不安などがあり(いつものことですが)下落しました。一方で、Facebookの大幅下落を機に、わずかですが買い増しを行っています。
比率の大きい自社株の6%もの下落も大きく響きました。
配当、分配金、貸株、ソーシャルレンディングによる収入は、7月の1ヶ月間で総資産の0.2%でした。特に、ARCCによる配当やEEM、EFA、IVVからの配当が分配金を押し上げました。
通貨別では、仮想通貨比率が増大しました。ドル円は、110.8円から111円へ0.1%ほど円安に振れました。
アセットアロケーション上の課題はこれまでと変わりません。国内株比率が大きく、しかも変動が激しいために資産全体のリスクが増しています。こちらを早く現金化する予定です。
また、トランプ大統領の保護主義政策や米イードルドカーブのフラット化、GAFAの一部不調など、これまでのイケイケの流れに陰りが出てきている可能性もあります。インデックス投資部分は変わらずホールドですが、個別投資部分は債券やインカム重視系の資産への切り替えを考えていきたいと思っています。
※ポートフォリオ計算上の注意点
・401kや各種貯蓄性保険、また生活資金としての現金は含みません
・日本債券には、ソーシャルレンディングを含みます
・外国債券には、米国優先株式ETF(PFF)とハイイールド債、および投資性のFXポジションを含みます
・オルタナティブには貴金属およびVIX投資を含みます
・現金には、現金、MMFを含みます。証拠金含むFXポジションを含む場合があります
↓前回のアセットアロケーションはこちら。