FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で自由主義者、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

FTSE100の現在の利回り

英国株のインデックスにFTSE100というものがあります。こちらに、株のFXともいえるCFDを使って投資をしています。FTSE100は、他のインデックスに比べて値動きが緩かやで配当率が大きい傾向にあります。そのため、レバレッジをかけて配当を長期的にとっていくという戦略でやっています。

 

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CFDでは、ロング(買い)のポジションをとった場合、配当相当分は毎日もらえるという特徴があります。下の画面のような感じです。ポジション1枚あたり、8月10日に3818円、8月15日に1719円、8月24日に426円、8月31日に58円を配当相当額として受け取りました。

 

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一方で、金利相当額というものを毎日払わなければなりません。これはCFDが「お金を借りて投資している」ために必要になるものです。日本円と英ポンドの金利差によって、この額が増えたり減ったりします。昨年末まではこの金利相当額がしばらく0だったのですが、2017年12月18日から支払いが必要になりました。

 

これによって、いままでは配当相当額をもらうだけだったのが、金利も支払わなければならなくなるため、パフォーマンスは悪化します。ではどれだけ悪化したのか、見てみましょう。

 

2018年1月から7月までの実績を元に、年間想定額を出してみました。8月から12月の数値は、配当は2017年の実績値を、金利相当額は1月から7月の平均を当てはめました。まず、月間で配当が金利を下回る、つまり赤字になったのは7月だけでした。そのほかは配当総合額のほうが上回っています。

 

年間想定から1ヶ月あたりの数値を出してみると、配当相当額は平均2494円/月で、金利相当額は平均569円/月となりました。差し引き、1925円/月の利益です。年間に直すと、ポジション1枚あたり2万3100円の利益が見込まれます。

 

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青棒と赤棒が配当相当額、金利相当額を引いた利益相当額が黄色です。配当が多い月、少ない月があるので、利益額も月によってばらつきがけっこうあります。

 

さて、くりっく365ではこのFTSE100を1枚あたり2万6000円の証拠金で購入できます。この1枚あたり2万3100円の利益が見込まれるので、フルレバレッジ状態なら利回り88%にも達します。もちろん、必要証拠金額だけでは価格が下がったときにすぐにロスカットされてしますので、普通はその数倍の証拠金を口座に入れておくことになります。

 

必要証拠金の5倍、13万円を入れておけば利回り17%。10倍の26万円を入れておけば8.8%の利回りになります。

 

というわけで、金利相当額の分、利回りは減少していますが、それでもなかなかの配当利回りを得ることができそうです。ただし、証拠金取引となるCFDですので、レバレッジのかけ過ぎには注意してください。

 

【FTSE100のその後】 

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