FTSE100のCFDポジションについて、クローズしました。前回、12月のインカム(配当相当額−金利相当額)がマイナスになりそうなのと、英国経済の先行きが不透明なことから、そろそろ……と書きましたが、それを実現しています。
結果はどうだったでしょうか? 投資期間は1.16年間です。初期入金額に対して年率で41%のリターンでした。内訳は、差損(指数の上昇によるもの)が12.4%、配当相当額(金利分を引く)が28.4%でした。
差損は一時もっとたくさんあったのですが、その時は売らずにホールドしていました。配当相当額がけっこうあるので、そこそこ指数が下がっても利益は確保できる状況ではありました。
上記のグラフが、ポジションを立てた頃からの指数推移です。一本調子で上昇し、2月、3月に下落しましたが再び上昇。その後ジリジリと下げてきていました。
全体としてみると、40%超のリターンはなかなか良いものでした。4カ月ほど前に、貯まっていた配当相当額とほぼ同額の資金の30%を出金しているので、実際の利回りはもう少し高いです。
ぼくの場合は12月のこのタイミングでポジションをクローズしましたが、くりっく365のCFDには税金に関する特徴があります。それは、差損だけでなく配当相当額の利益も、ポジションを決済するまで実現しないということです。つまり、配当が出ていても課税対象になりません。
12月ではなく1月にポジションを閉じれば、来年の課税対象まで持ち越せるということです。もちろん、ずっと持ち続けて先送りし続けることもできます。
僕の場合、2018年初頭のVIXショックで少なくない損失を被ったので、FX・CFDの課税の箱は現在マイナス状態です。つまり、利益を確定させても課税は発生しません。そのため、今回のポジションクローズとしました。